きみがいなけりゃ息もできない (ビーボーイコミックス)
おお娯楽!…って感じです。
タイトルでも分かるように榎田さんの作品の中でもかなり甘いラストになってます。起承転結がハッキリしていて、主人公の日常と事象の発展、事件、ハッピーエンドの構図が分かりやすい。でもそこはやはり榎田作品というか、ただ「面白い」では済みません。勿論こっそり、説教臭くないテーマが隠れていて、笑って読み終えた後でも心に残る何かがある筈。特に文筆業・編集業者などは「ああ分かる!」と呻る所があるでしょう。
榎田さんの文句なしの筆力に安心して任せておけるので、さあ事件でもなんでもかかってきなさい!といったところでしょうか。こういうキャラの立ったコメディは、疲れている時にふと読み返したくなります。
きみがいなけりゃ息もできない
とにかく、とにかく、とーにーかーく! このシリーズが好きな方は必聴です! 黙ってCD購入して夜中ヘッドフォンで聞いて下さい。
個人的に、とても良かったです。眠る前にベッドの中で聞いていたのですが、枕を濡らしてしまいました…。
福山さん演じるルコちゃんが泣くシーンは勿論の事、東海林がルコちゃんの為を思って突き放す下りのモノローグに出てくる、「愛してるよ仁木…」のセリフにはもうもうもう!
知らず知らず涙がポロリ…。
切ない!切ないんです!
そして名台詞、ルコちゃんの「いいか、俺はな、お前がいなきゃ息もできないんだよ!(号泣)」
キタ-----!!!(涙)
これには東海林じゃなくても、オチるでしょう。
私はオチた。(笑)
とにかく小西さんの東海林は最高にハマリ役だと思いますし、福山さんのルコちゃんはダメさ加減が可愛い!
そして遊佐さんが出演してるのもオイシイです♪
原作ファンは勿論ご存じかと思いますが、このお話は濡れ場メインと言うよりも、東海林の万能ヘルパーぶりと、恋愛に対する苦悩、そしてルコちゃんとの共依存っぷりがポイントになっています。
共依存であれ、この2人にはこの形がお互いにとってベストなんでしょうね。
久しぶりに良作のBLCDに出会いました。
購入を迷っている方は是非聴いて下さい!
私は漫画版しか読んでいないのですが、小説版も読みたくなりました。続編は購入済みです。(笑)
今から読むのが楽しみ♪
はぁ〜、にしても、我が家にも東海林が欲しいな…。
息もできない [DVD]
これでもか、と情念をぶつけてくる圧倒的な迫力は韓国映画ならではだが、例えばパク・チャヌク作品のストレートさに比べると、この作品は感情表現も洗練されている。これまで見てきた韓国映画の、露骨に人間の姿をさらけ出す映像表現は強烈なインパクトを与え、反対に邦画の中途半端さが何とももどかしく感じられるほどだった。しかし、この作品では、露骨な表現だけではなく、抑制の効いた表現にも特長があるように思われる。取り立て屋のサンフンの激しい暴力も、女子高生ヨニの乱暴な言葉遣いも、その裏に彼らの抱えている苦悩があって説得力を高めているのだ。
また、母親と妹を父親に殺された過去を持つサンフンと、母を亡くして痴呆の父親の面倒を一人で見ているヨニとが互いに惹かれ合うのだが、それを恋愛感情で処理してしまわなかったところもポイント。2人がお互いにもたれ合い、依存し合うのではなく、それぞれを心の片隅で支えにしながらも、自分自身で生きていこうとあがいているところが胸を打つ。ラストも決して我々が望むようには終わらない。因果応報の宿命から逃れることはできないのだ。残酷な結末ではあるが、後味は意外に悪くない。
これまで見てきた韓国映画では「母」をテーマに挙げたものが多かったが、これは珍しく「父」がテーマ。どこの国でも「父」より「母」の方が強いらしい。
ZARD BEST~Request Memorial~
ベスト盤というと人気曲を寄せ集めて一枚に収めただけで、一通り聴いてしまうと違和感を覚え勝ちですが、このアルバムはファンのリクエストを元に作られているとは思えないくらい、全体のまとまりがよく、物語を読んでいるように本当に何度も繰り返し聴いても飽きないのです。
「雨に濡れて」はこちらのバージョンを先に聴いてしまったがために、泉水さんお一人だけのボーカルでは物足りなく感じることも・・・。
また、ラストに収録されているZARDでは珍しいファンタジックな「Mind Game」が意外なほどスパイスになってるように感じます。
ヒーローショー [DVD]
テレビで「井筒和幸のこちトラ自腹じゃ!」
を観ていたときは「タレントとしては面白いけれど、映画批評家みたいに悪口ばっかり言って、実際は面白い映画撮れないんだろうなぁ…」
と、勝手に思っていましたが大間違いでした。すみません。
この映画の予告編と本編の内容は違うように思えます。
DVD買って、繰り返し観て、また何度もため息つくと思います。