B19 地球の歩き方 メキシコ 2009‾2010 (地球の歩き方)
メキシコシティで、アカプルコへ行くのに、乗り換えだったのですが、
時計を直すのを忘れていたので、飛行機に乗り遅れて、結局、ホテルに一晩宿泊しました。
アカプルコは、ホテルにプールがあり、毎日泳ぎました。
すこし寂れた感じがしたのは、昔のリゾートで、最近はフロリダの方が流行っているからでしょうか。
るるぶメキシコ (るるぶ情報版 C 6)
本書では、カンクンとメキシコシティだけを大きく取り上げている。
自分がいったアカプルコは記事もなさそう。
たしかに、30年前に観光地だったアカプルコは、今は勢いがない。
今は、カンクンが有名なので仕方がない。
今度は、カンクンへ行こうかと思いながら、ながめました。
メキシコシティは、フライトを載り間違えて、ホテルで1泊しただけなので、ほとんど知りません。
こちらも、一度、ゆっくり行きたいと思いました。
マヤ・アステカ遺跡へっぴり紀行 ――メキシコ・グアテマラ・ホンジュラス・ベリーズの旅
昔から絵解き本が好きである。成人してからも、唐沢商会、夏目房之介、おかべりか等々、様々な領域を覗いてきた。楽しみながら知識が得られるというさもしい根性も否定しないが、おかべりかの幼児観察記録を読んだところで賢くはならない。絵も好きだが文字も好き、そのバランス加減がよい、ということもあろうが、それもお得感に惹かれる小市民根性である。しかしともあれ、何かを初めて学ぶとき、ハードルが低いことは歓迎したい。
芝崎みゆきの本では「エジプト」「ギリシア」に次ぎ、姉妹本「古代マヤ・アステカ不可思議大全」とともに3つ目の古代文明解説となる。日本人にとって一番馴染みが薄いメソアメリカ文明を取材して、分量が多すぎるからと分冊にしてしまった。誰もが憧れるエジプトとギリシアは旅行記込みで1冊なのである。無謀、よく言えば良心的。
そして、怒濤の情報量である。お得感という意味では満点。エジプトでは手探りであった手書きスタイルも完全に確立されて、オンリー・ワンの貫禄も出ている(実は本書には一点だけ写真が!: p.42)。まったくひねりのない、あまりに素直な感想と直截な絵に共感する。また、どこもわかりやすく解説されているから、部分部分で迷うことはない。それでも膨大な情報であり、中米諸国の位置関係すら曖昧で、最初インカが含まれないのは何故かと考えた程度の私の知識では、とても一読で把握できない。もし「不可思議」を飛ばしてこの旅行記を先に読んだら、きっと何もわからなかっただろう。二冊に分かれてはいるが、これは本来「不可思議」の後半部分なのであり、すでに十分な知識がある人以外は順番に読むべきである。そうすれば、著者の奮闘、汗と涙と眼精疲労とが、ひしひしと伝わる。本当にお疲れさまでした、と言いたい。唯一の困った点。それは、遺跡の写真がないために、他の本を買わなければならないこと。もちろんそれは本書の欠点ではない。