どうして私、片づけられないの?―毎日が気持ちいい!「ADHDハッピーマニュアル」
子供の頃から、片付けが苦手。
よく落し物をする。
学生時代も要領が悪く、提出物を守れなかったり、
出してもギリギリ。。。
社会人になって、スケジューリングと期限を守る
ことは、少し改善されたけど、依然として、整理整頓
が苦手でした。
だからと言って「片付けられない女たち」
という本は、自分で認めたくない!という部分も
あって、読む気になれなかった。
しかし、書店でこの本をみつけた時、どうしても
気になっていっきに読みました!
ひとことで「ADHD」と言っても、部屋の整理整頓
は得意でも、人付き合いが苦手、時間ギリギリ・・・
などいろんなパターンがあるのです。
この本は、最後まで「病気ではない」
「自責より工夫を!」と言ってくれているので、
とても救われました。
ちょっと思い当たる親友に勧めても、嫌がらず
読んでくれて、
「10年前にこの本に出会いたかった!!」
と、も言われました^^。
気になる方は、ぜひ、お読み下さい。
ザ・チェンジ (CCCD)
マリーさんはソロ(スウェーデン語のアルバム)ではロクセットで歌う時とは違って結構情念的なナンバーを歌っています。このCDは英語で歌っていると言うこともありちょっと聴くとロクセット風かなと思いますが、程なく彼女独特の暗い(深い)パワーが炸裂します。今までのソロのアルバムよりもロクセットのアルバムよりもいいです。脳腫瘍で闘病中と聞いて(あの人のことをふと思い出して)思わず買ってしまったのですが、正直言ってこれは最高です。
日々コウジ中―高次脳機能障害の夫と暮らす日常コミック
高次脳機能障害という病気を説明するハウツー本だと思って購入しました。
もちろん、著者の夫の症状を通して、病気についての情報も伝えてくれるのですが、なによりも、重病という難局に瀕した時、家族というつながりがどれほど重要なのかを教えてくれました。
病気になった本人にその意識がなく、その上、小さい子を抱えて、作者の柴本礼さんはどれほど大変だったろうかと思いましたが、これからも家族全員を支えていくのは、家族ひとりひとりのつながりなのだと痛感しました。
介護や引き蘢り等の問題に対しても、解決策のヒントを与えてくれそうな秀作です。
ルー・グラム・バンド
フォリナーを脱退したルー・グラムが結成した新バンドのデビュー作で、2003年に脱退してから、なんと実に6年の歳月が流れています。すっかり肥え太ってしまい''スティーヴ・グリメット'≠ンたいになってしまったルックス…声も、以前のようなハリは失われています…。
ところが、このアルバム。「意外」といっては失礼ですが、「悪く」ありません。
オーソドックスで奇をてらわないロック・アルバムで、ヴェテランならではの余裕と、良い意味で肩の力のぬけた音が心地よい1枚です。トシをとって衰えたなら衰えたなりの歌い方や表現があって、衰えても全盛期のように歌おうとあがくより、よっぽど好感が持てる音源です。
おそらく、かつてのようなメガヒットは飛ばせないだろうけど、良い年のとり方をしている。難病を克服したことが彼になんらかのいい影響を与えているような気がしてなりません。詞の内容もかなり、それっぽいし…しかし、往年のマイナー調のリズムとメロディーは健在です。ソロ1,2作目が好きな方には文句なしのお勧め盤です。シャドウ・キングで懲りた方には「今1度のチャレンジ」を!
ちなみに、メンバーのベン・グラムとリチャード・グラムは、ルーの兄弟だそうです。