FileWorks Professional (PaperPort 11.1 Professional) 優待版
購入時点で,最新バージョンの『やさしくデジタル○○○から』から切り換えました。前者の扱えるファイル数や,LAN経由でのリンク切れ等によるトラブルから回避できるものと考えていましたが,・・・・。LAN経由問題,扱えるファイル数の問題はとりあえずクリヤーできているのですが,テキスト検索を行うためにテキスト登録を行う機能があって,ソフトのPRでも『速い』ことを売りにしていたり,ソフト上でクリック後の『数分かかる時があります』のメッセージが表示されたりしますが,私が扱っているデータを実行させたとき丸1日かかっても処理できていませんでした。とりあえず,扱えるファイル数問題で現状使用しています。
ソニー 電子書籍 Reader TouchEdition 6インチ(レッド) PRS-650-R
現在発売されている電子書籍リーダーの中でなら良いと思う。
(私はPDF化して見ています。)
目的が電子書籍に限定すると言うことでしたら
1回の充電でのバッテリーも長く持ちますし
「PRS-350」では付いていないメモリーカードスロットがある事と
ディスプレイサイズが6インチである事を考えれば
転売品を買わなければ値段的にも悪くは無いと思います。
欠点を挙げるなら明るい場所でないと見れない事ですが、
電子ペーパーの特性上仕方が無い事ですので
ライト付カバーを買うか、代用品のライトを見つけてくる事で対処可能だと思います。
(カラーのバックライト付ディスプレイよりは、バッテリーの持ち優先で考えました)
懸念されるページ送りの遅さですが、
Android Tablet でアプリを使った書籍閲覧を体験している上で言うと
「これぐらいは気にならない」程度と言えますね。
ページ送りの際の反転についても、「慣れれば気にならない」ぐらいでした。
あと、自炊電子書籍を作る際に気を付けたいのは解像度です。
スペック上のディスプレイは600x800になっていますが、
「実際の表示領域」は 584x754 になりますので注意してください。
(ディスプレイ自体は600x800で間違いありません。
しかし、周囲に余白を設けているのか上と左右が若干狭くなり、
下は情報表示エリアなので更に狭くなります。)
上記解像度で作らないと、表示エリアに納めようとして解像度調整されて表示されるので、
画像が荒くなってしまいます。
(逆に言うと解像度を考えて作れば拡大して見なくても そのままで結構見れます)
現在出回っている変換ソフトで使いやすい物は、Windowsのフリーソフト「ChainLP」辺りでしょうか。
前準備として「Microsoft .NET Framework 4」のインストールと
「ZIP32J.DLL」「zip32.dll」をシステムフォルダ(\Windows\system または \Windows\system32(Windows Xp 等))にコピーする必要がありますが
他もこの辺は大して違わないので問題無いと思います。
(「unrar.dll」「unrar32.dll」も入れておけばドラッグ&ドロップ時にRARファイルの読み込みにも対応します。
ただ、圧縮した際にフォルダに入れた状態で圧縮しているファイルですと読み込めないようですので注意です。)
青空文庫等のテキストをPDF化する時には、通常の画像PDF変換ですとファイルサイズが大きくなる上
文字も荒くなってしまいますのでPDF[直接出力]が お勧めです。
(「ChainLP」の実行ファイルがあるフォルダに「itextsharp.dll」を入れてください。
あとは上部メニューバーから変更します。)
他は「編集」→「詳細設定」から「青空テキスト設定1」へ行って
テキストフォントサイズを 14 に変更して、
レイアウト設定の余白設定にある行間を 0.45 にすると約17行ぐらいになるので
読みやすくなるかと思います。
(フォントサイズは お好みで変えても良いと思います。)
欲を言えば、起動が もう少し早いと嬉しい事と、
SDカード等からの書籍を読み込んでのリスト化に時間が掛かるので もっと早くするか、
もしくは読み込んでのリスト化をせずにエクスプローラー管理へ変更できると良かった事、
書籍の表示をフォルダ毎に纏めた表示も させてくれたら良かったかな
というのが ありましたので、
その分差し引いて☆4にしました。
*私が買ったのはシルバーでしたが色違いなだけなので
こちらにも書かせて頂きました。
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