MOONRIDERS THE MOVIE「PASSION MANIACS マニアの受難」DVD+Collector’s Premium CD
言わば日本語ロックの生成に関わった人々が多数登場し、音楽業界という狭い村社会の歴史とその行き詰まりを描いている。
美術教育概論
著者の中心となっている大橋功さんは、もと中学校教師であり、かつ、幼児教育のスペシャリストでもあります。
彼の講演などは、おもしろく、わかりやすく、本質を語り、人気があります。大橋さんのように幼児から中学生までを見通して美術教育についてそのことを語れる(授業をつくれるレベルで)人は、そんなに多くはないでしょう。
小学校の先生も、中学校の先生も、高等学校の先生も、大学の教員養成課程の先生も、幼児期のことを押さえてこそ、美術教育が見えてくると思っています。なぜ、授業時間素を減らしてはいけないのか、そのことも見えてくるはずです。
美術教育の本質を考えるためにもよい本です!
美の巨人たち/ベスト・オブ・ベスト The Great Masters of Art 2000-2006
番組コンセプトとの統一を図るせいか、ミュージシャンは交代するのですが、このように通して聴いてみると音楽の傾向が似てくるのが面白いですね。
収録曲の中では、普天間かおり「花星賛歌〜ユーラシア・ヴァージョン」に惹かれました。歌詞はロシア語だそうですが、サウンドはアジア全般に広がる音楽が内在している郷愁を感じました。いつの時代にも受け継がれていく音楽の潮流のようなものが彼女の感性によって展開されています。
スパニッシュコネクションの演奏による「ピアソルンバ」もいいですね。フラメンコギターとインド打楽器タブラーとヴァイオリンという一見共通性の少ない楽器で広くヨーロッパ全域をカバーするようなサウンドを創りだし、ほとばしるような情熱が感じられる演奏に引き込まれました。
ウェイウェイの楊琴による「Giant step」は、西洋と東洋の音楽の融合、というアプローチが上手く成功した例かもしれません。
クラシックとのクロスオーバー系では、SLAVA「真珠採り」、鈴木慶江「私のお父さん」、増田いずみ「天空の愛」、エマ・シャプラン「果て無き夜」等は、ステキなアレンジを聴かせてもらいましたし、お気に入りのジャズ・シンガー五十嵐はるみの曲もあり、楽しめるコンピレーション・アルバムでした。
にほんのうた 第ニ集
おなじみの唱歌を、さまざまな歌手がこれまでにないアレンジで歌うシリーズ第二集です。
個人的には、原田知世+鈴木慶一 による「あめふりくまのこ」がよかったですね。
アレンジも過度でなく、何よりも原田知世の声がこの歌によくあいますね。
母親が子供に歌って聞かせるという感じで、いいです。
これなら子供にもきかせてやりたくなるアレンジです。
「青い眼の人形」(Cero) 、「黄金虫」(遠藤賢司)はなかなかにワイルドな感じでした。
一回聞いたらもういいや、という曲も少なくないのは事実ですが、何曲かは気に入るアレンジも見つかるのではないでしょうか。
まずまずおすすめです。