外食王の飢え (講談社文庫)
ロイヤルホストとすかいらーくをモデルにした小説。
どこまで実話なのかわからないが、登場人物が非常に魅力的。特にロイヤルホスト社長が。
黎明期のファミレスが、一大産業に成長していく中、二人の起業家が織り成す
壮大な物語にはただ圧倒された。
ファミレスは進化する!
フードサービス関連の図書は、極めて専門的な知識を必要とするために、真に有用な内容をもつも資料を発見するのはなかなか難しいものですが、本書は真の実務参考書となりうると感じられました。筆者の梅谷洋羊次さんは、私がロイヤルに入社したときには教育担当マネジャーとして、チェーン店舗全体のレベルアップを図ることに尽力されておられましたが、そのころから今まで約30年、私は梅谷さんがどのような問題に直面した場合にも、問題点や行き違いを人のせいにしたり、文句を言ったり、愚痴をこぼしたりしたことを見たことがありません。ビジネス書としての内容はもちろん、そのような姿勢を改めて学ぶべきだとの思いを強くしています。また折に触れて出てくるロイヤルの創業者・江頭匡一(えがしらきょういち)氏との交流のエピソードも心打つものがあります。そこには決して楽しいことや面白いことばかりではなかったはずであり、多くの葛藤を伴うものであったに違いありませんが、今になってそのような感慨を持てることは、氏の人生がさわやかなものであったことを表しています。その姿勢の前向きさが、この本のバックボーンとなっているように思います(キッチンデザイナー)。
フードサービス 最強店長への実務知識と技術
全ての外食チェーンのマネージャー必読の書ではなかろうか?
私が10年前に外食チェーンのマネージャートレーニーになり
始めて手にしたのが井上先生の外食経営用語辞典でした。
そこのあった各言葉を叩き込み、実践し、全店1位の伸び率を
達成しました。それからは井上教の信者になり、いつかは直に
お会いしてお話を、と想っていたら、縁あってお逢いし、
ご教示頂くことが出来ました。今後の我社の成長に大きなプラス
となることを確信しております。出来れば、競合となる
外食チェーンのマネージャーには見て欲しくない、というのが本音
ですが。一人でも多く、この本を読み、素晴らしいマネージャー、
外食産業の同志が生まれることを心より願います。