傷だらけの天使 DVD-BOX I
…もう戻らない、あの高揚と挫折の繰り返しの日々。熱狂の60年代から、取り残され、唯途方に暮れ彷徨う時代の空気の凝縮されたドラマ。回毎の配役が、えっ?こんなに贅沢でいいの?と思う程、素晴らしい。萩原健一と水谷豊は勿論の事。 内容の密度が2時間の映画を一本観たような錯覚を齎す。こんな稀有なTVドラマは他に無い。あの時代感を肌で知る人も全く知らない人にも是非体感して欲しい世界がここにある。 by レイ
傷だらけの天使 DVD-BOX II
「ア~ニキ~!」この名台詞ご存知の方も多いかと思います。昭和、そうこのドラマは昭和のドラマ・・・最近のドラマとはちょっと匂いが違います。今でも笑える修と亨のコンビネーションは、今後現れないかも。金も無く、力も無く、正義感と優しさで生き抜いている二人を見ていると、ドラマとわかりつつもなにか羨ましく感じます。その他綾部さん、辰巳さん、海津警部、皆さんいい持ち味を出しており、現代でも充分楽しめると思います。皆さんも是非昭和と平成のドラマの違いを嗅ぎ分けてみて下さい。ちなみにドラマ設定の修と亨が住んでいる「エンジェルビル」は今だ健在です。もちろんペントハウスも・・・
J-COVER 80’s ダンス&バラード
1980年代に日本でヒットした洋楽を、日本語でカバーしたナンバーを集めたコンピレーション盤とのことですが、ここまで企画力と選曲力が優れているものはなかなかないのではないかと思います。
オリジナルとはまた別なフィーリングでキメたカバーもあれば、聞いていて思わずコケてしまうカバーもあって、オリジナルを知っていれば感心したり抱腹絶倒したりすること間違いなし!だと思います。中には「えっ!あの人がこんな洋楽カバーを?!」というものも収められていて、子役から俳優になった坂上忍が歌手だったことに驚きましたが、彼がクイーンのフレディ・マーキュリーの名曲「ボーン・トゥ・ラヴ・ユー」をカバーしていたのにはもっと驚き、その歌を聞いてもっともっと驚きました。個人的にはこの1曲だけでも価値がありました!
J-POPに興味がなくても80年代の洋楽やディスコが好きな人であれば、色んな意味できっと満足できるのではないかな〜と思います。それにしても、80年代のニッポンは凄いですね〜!