電車に乗れない人たち―大丈夫、パニック障害は治るよ!
この手の本は「つらい思いを我慢せずに病院へ行って薬を処方してもらって楽になってください」という感じのものが多いのですが、この本は、そういうことの他に、自分の力でその問題を解決するにはどうしたらいいかについても書かれていてその箇所がとても気に入りました。
私もこの本にあるような症状があって、高い家賃を払って電車で数駅の職場の近くに住むことで何とかしのいでいます。それでも駅と駅の間で通勤電車が急に止まって「人身事故が発生しました」なんてアナウンスがあり、しばらくこの電車から出られなくなるのだということがわかると、とたんに目の前がくらくらし、体温が上がったように感じて、苦しくてたまらなくなります。海外出張の飛行機の中で発作がおきて、非常口近くのスペースで横にならせていただいたことも有りました。とても恥ずかしかったです。結婚などして職場の近くに住むわけにも行かなくなったりすると通勤もできなくなってしまうので、結婚にも踏み切れません。
今後はこの本で習った自己解決の方法を試してみたいと思います。この苦しみから逃れられたい反面、一生病院通いで薬を飲み続けるなど真っ平ごめんですから。
同じように苦しんでいる人たちがいることを知ったことも救いになったと思います。
いい本をありがとうございます。
ファンファーレと熱狂
1stでファンになり、ライブも行っています。
今作、かなり期待してましたが
確かにギター、ドラム、ヴォーカル(歌唱力)と全体のまとまり、曲の完成度と
総力は上がってはいるものの
フラットな目でみるとやはり1stの衝撃は超えられません。
リバティーンズを彷彿とさせる1stの絶妙なゆるさと自由さと荒々しさが好きでした。
これ以上”うまく”、”かしこく”まとまらないでほしい。
いつまでも飛び出してるロックンローラーでいてほしいです。
CITY LIGHTS、16、クレイジークレイマーは素敵な曲です。
ライブでの今作の曲は本当に良かった。
「本当の国語力」が驚くほど伸びる本―偏差値20アップは当たり前!
著者は本の中で、「論理的思考とは、難しいことがらを『単純化すること』なのです」と書いている。まさにそのとおりだと思う。ところが、ちまたにあふれる論理関連の本はどれを読んでもその逆に見える。つまり、「論理的思考は複雑化するためにある」ように見える。その点この本は、単純化の道具である論理的思考力というものの本質をよくとらえている。
しかも、その単純化装置としての論理的思考力を、きわめて単純に身につけることができる。とにかく、安心感が違う。理解度が心配になって読み返す必要がない。どんどん読み進められる。著者が書いているが、ほんとに「レンガを積み上げていく」ような安定感がある。
論理と言えば「論理エンジン」が思い浮かぶが、分かりやすさにかけて、あれの比ではない。論理エンジンも画期的教材ではあるが、まだまだ複雑だ。内容が細かすぎる。あるレビューには「論理エンジンのように体系化されていない」などと書かれているが、おかしな話だ。細分化された全体のイメージに目がくらんで、それを「体系化されてるなあ」と思い込んでいるだけなのではないだろうか。
まあ論理エンジンは論理エンジンでいい。それが画期的教材であることに間違いはない。本質的には同じことを言いたいんだろうと思う。が、画期的という点において、この本の方が一枚上手だ。
鉄道噂の真相―現役鉄道員が明かす鉄道のタブー
鉄道に関する様々な噂や疑問に答えてくれる本です。
この本を読んで、普段利用している鉄道についてさらに興味を持ちました。
また、人身事故については、電車が止まる度に運転再開の遅さに苛々していましたが、実際の作業について知ったら、妥当な時間である事が理解できました。
この本を買う時の注意点ですが、文庫版でもある「鉄道員裏物語―現役鉄道員が明かす鉄道の謎 」と内容がほとんど被っています。
自分はあわせて買ってしまい非常に損した気分でした。
買うのであれば文庫版の方が、携帯性もよく本もきれいで写真も掲載されておりお薦めです。