プロブレムQ&A 同性愛って何?―わかりあうことから共に生きるために
性・愛の対象は異性であるという固定観念で縛られていると思います。少なく見積もっても人口の3パーセントは同性愛者だということが事実なのにそのことを知らない人が多いのが現状です。そのため、同性愛といってもピンとこなかったり、誤解していたり、無意識のうちに身近にいるかもしれない同性愛者の存在に気づかず、心無い言動で傷つけているかもしれません。この本を読めばきっといろんなことに気づくでしょう。
Porca Miseria!!
メトロファルスは、伊藤ヨタロウ以外のメンバーが激しく出入りし、それぞれの個性をきちんと発揮し、従って音楽性も様々な変遷を辿っているのだが、軸であるヨタロウの存在によって全てメトロファルス以外のなにものでもない音に聴こえるという、なかなか不思議なバンドである。このメトローマンス・ホテルはヨタロウの別バンドだが、メトロファルスと大体同じ文脈で、そのアコースティック版くらいのつもりで聴いて良いと思う。
ヨーロッパ風、但し日本人の曲解も含めたフィクショナルなヨーロッパ風の、哀愁と陽気さを同時に併せ持つような楽曲とアレンジ。シニカルだったり天邪鬼だったり、結構判りづらい捻りを利かせた歌詞。それをヨタロウの芝居がかった歌い回しが片端からアリにしてゆく。
サウンド的な特徴としては、低音部をベースギターではなくチューバが担っており不思議な愛嬌を生み出していること。更にヴァイオリンとアコーディオンをフィーチュアしていることか。アコースティックな割にがちゃがちゃと賑やかな印象である(良い意味)。妙な衣装と相俟って、ブックレットの写真はまさしく“旅芸人の一座”である。
ライヴ音源が多いのはやはり他界したヴァイオリニストHONZIの遺した演奏を収録しようとしたためか。ただそれには若干の功罪がある。つまり演奏の勢い、一体感といった点では良い方向に働いている。しかしヨタロウのヴォーカルはもともと音程の正確さや言葉の明瞭さよりもエキセントリックな感情表現を優先する傾向があり、ライヴゆえそれに拍車がかかっている。一概にマイナスとは言えないが、ライヴ録音だというエクスキューズなしだときつい部分もある。
特に、超名曲である筈の「薔薇より赤い心臓の歌」。オリジナル版であるホーカシャン(ヨタロウ&濱田理恵)名義のスタジオ録音に比べるとやけに間延びしており(演奏のミスもそのままだし)、楽曲のポテンシャルが全く表現されていないと感じた。他の細かなキズはともかく、この1曲があまりにも惜しい。
とはいうものの、総合的には充分に楽しめる。メンバーの死、それを乗り越えてのリリース、という感傷的な物語にひきずられてしまうのは勿体無い“音楽的”な作品だと思う。
ケータイ捜査官7 File 01 [Blu-ray]
私は本編終了後にこの作品とであったのですが、まさしく「ありそうな近未来」というのが率直な感想です
File01には人間の主人公ケイタとケータイの主人公セブンとの出会いとはじめての事件が収録されています
最初は「ケータイがしゃべるのかよ?!」という感じでしたが見れば見るほどこの作品の奥深さにはまっていく・・・ウルトラやライダーや戦隊とは違う「特撮ドラマ」ですね
ケータイ捜査官7 File 01 [DVD]
サイバー犯罪に立ち向かう歩くケータイ……
これだけ言うと何がなんだか分かりませんよね。でも、一言で言ってしまうと、劇中と同じこの台詞しか言えない訳です。
今日びインターネット、携帯電話は人間の生活の一部になりました。
顔の見えない世界で人間同士が関わり合っている事が当たり前になった現在、いつか劇中のような犯罪が横行する時代が来るやも知れません。
主人公のケイタ君は劇中でも言われてるのですが『ネットの恩恵を最も受けている世代』と言われています。
『空気君』などと呼ばれ、他人との関わりとかを余り持とうとせずに『なんでもいい』『どうでもいい』と話の序盤は口癖のように言ってます。
今の10代の中高生にもこう言うタイプはいるかもしれませんね。私は20代ですが高校の頃こんな感じでした。
そんなケイタ君がひょんなことから歩くケータイ『セブン』と出会い、ある人物からそれを託され、サイバー犯罪に対するエージェントとして、人と関わって犯罪に立ち向かって少しずつ成長していきます。
これはどんな世界になっても『人は他人と関わらないといけない』と言う世相に対する暗示にも思えました。
予断ですが、この番組、某仮面ライダーに出演したキャストが結構います、その筋が好きな人にもオススメですよ。