SIMPLE2000シリーズ アルティメット Vol.19 アカギ ~闇に降り立った天才~
大きく分けて3つのモードがあります。
原作のストーリーを読み進めながら麻雀を打つ「回想対局」
対戦相手、ルールを自由に設定して勝負できる「自由対局」
アカギの神懸かった闘牌を再現して和了することをノルマとして課される「伝説対局」
「回想対局」は竜崎・矢木戦が3回、市川戦が2回、浦部戦が1回、仲居戦が1回の計7回で全制覇となります。
基本的には半荘一回でトップを取ることでクリアですが、「市川をハコ割れさせる」「南場から入って浦部を逆転する」など原作を反映したノルマが課されることもあり、アカギになりきって闘牌を楽しめます。
「自由対局」はキャラクターを自由に選べる点は良いのですが、ルール設定の自由度があまり良くないと思いました。
国内だけでも多種多様な麻雀ルールのすべてをカバーするには明らかに不足です。
このあたりは通常の麻雀ゲームに比べて劣っていると思います。
設定項目は「喰いタンのアリナシ」「平和ツモを認めるか」「立直一発の有無」「満貫切り上げするか」「ハコ割れで終了か続行か」「立直後暗槓を認めるか」「途中流局の有無」「裏ドラ、槓ドラ、槓裏ドラを有効にするか」「連荘条件の設定」「原点の設定」だけです。
難易度の設定もなく、アカギ、市川、浦部相手でも簡単にトップが取れてしまうことがあります。
「伝説対局」はおそらくこのゲームで最も充実したモードです。
アカギの神懸かったアガリが自分にもできるかどうか挑戦することが可能です。
単にトップを取っただけではクリアとみなされないので、難易度は高いです。
この「伝説対局」ではプレイヤーの配牌とツモがコンピュータによって操作されているようで、
まるで積込みしたかのような好配牌、好ツモに恵まれますが、それでもやはり難しいです。
再現できる闘牌は以下の15個。
1、竜崎戦で役満を和了する。(原作と違ってイカサマなしだが、必ず好配牌、好ツモがくる)
2、竜崎の和了を阻止する。(竜崎が親で必ずダブリーしてくる。ときには天和も)
3、矢木の和了を阻止する。(やはり矢木が親で必ずダブリーしてくる)
4、矢木から裸単騎で直撃を奪う (ポンしやすい配牌がくる)
5、市川から絶一門でロンアガリする (必ず絶一門の配牌がくる。)
6、市川から大明槓し、嶺上開花で和了する (槓しやすい配牌がくる)
7、ニセアカギ相手に指定の三牌を選んで四向聴を作る
8、川島先輩たちを相手に治の手牌を使って2回のツモで上がる
9、浦部戦で誤って見えてしまった嶺上牌で上がる (6同様、槓しやすい配牌がくる)
10、裸単騎で浦部のトップを逆転する。(ポンしやすい配牌がくる)
11から15はアカギ以外のキャラになりきって打つことになります。
11、プレイヤーキャラは南郷。竜崎戦のオーラスでトップを逆転する。
12、プレイヤーキャラは南郷。半荘終了まで市川よりも上位をキープする
13、プレイヤーキャラはニセアカギ。誰にも上がらせずにトップを取る。
14、プレイヤーキャラは浦部。ニセアカギのトップを阻止する。
15、プレイヤーキャラは治。東四局の親番で南入までに浦部のトップを逆転する。
天棒状況なども含めて、原作の状況がよく再現されています。
ただ、原作では強力な打ち手として描かれていたキャラがぬるい打牌を打ってきたり、他家が仲間同士で潰し合ったり、いろいろと引っかかる部分もあります。
原作では存在意義の薄かったモブキャラの他家も積極的にアガリにきます。その結果こちらのアガリが阻止されることが多々ありました。
全制覇するためには、何度も同じ作業を繰り返すことになりますが、アカギが好きな人なら、それを差し引いてもあまりある熱い闘牌が楽しめると思います。
逆に麻雀が好きなだけの人はプレイしないほうがいいと思います。
声優さんはナレーション含めてすべてアニメとは違う人です。
ただあまり喋らないので、気にするほどでもないかもしれません。
また鷲巣様の出番はありませんので、鷲巣麻雀もできません。
アカギが好きな人なら、全制覇したときの達成感はかなり大きいと思います。
特に「伝説対局」では1つのノルマを達成するだけでも役満を上がったときくらいの興奮が味わえることと思います。
ファンの方には、ぜひこのゲームでアカギと同じ闘牌を体験していただきたいです。
闘牌伝説アカギDVD-BOX 1 覚醒の章
原作は単なる麻雀漫画と言うよりも「哲学書」と言える程の人生に深い啓示を与えてくれる作品です。
「カイジ」と合わせて、私個人的に「聖典」と崇拝させてもらっております。
なので、本当にあの魅力が再現できるのかが不安だったのですが、杞憂でした。
下手にCGバリバリの綺麗な絵柄にすると、あの「リアル感」が演出できないのですが、敢えて、デッサンを崩した絵柄が実に深い。
何より素晴らしかったのは萩原聖人さんの声。
基本的に長いセリフはあまり無いんですが、例えば、
「まるで痴呆だな」
「地獄の淵までだ」
等のセリフ、声が静かなのですが、どきりとする迫力。
恐らく、矢木でも「あの無頼」に言っている訳でもなく、見ている我々に言っているような感覚を感じます。
この迫力だけは正直、文章で再現するのは不可能です。
是非とも見ていただきたい希望を込めて星5個でお願いします。
賭博黙示録カイジ
ジャンルはアドベンチャー。カードで敵と対決して借金を返済するのだ。ストーリー内容に関しては、おそらく原作を知っていた方が楽しめると思う(俺は原作は知らない)。
操作性が悪い所はイラつく。。。
君がオヤジになる前に
この考え方を鵜呑みにしてしまうのはどうか?と疑問をもちました。
流されやすい人が
彼のやり方を真似したらたぶん失敗するだろうなと。
彼のやり方は彼にしかできないと思ったからです。
もし同僚がこの本よんでまるっきりまねしていたらちょっとやだなと。
特に女性は生理的に受け付けない人も多いのではないでしょうか。
浮気をすすめる項目などがあるからです。
もちろん全体を通しては自分の頭でちゃんと考えなさいということを伝えたいようなので
きちんとその意味が理解できればよいのですが。
なんの為にそんなに時間を惜しみ目標に向かって頑張らないといけないのか
不思議だったのですが、きっとモテ続けたいということだけが彼の
生涯を通しての目標なのではないかと感じました。
他者と切磋琢磨しながら向上していくという感覚が(ずば抜けすぎているので)
今までないようで友人を切り捨てながら生きてきたそうです。
そして、友人や社員を大事にしながら良い関係を保っている会社やグループがあるが
それはなぜなのか彼自身は理解ができておらず、巻末にある漫画家の方との対談で
ヒントをもらっていました。
そういったところも包み隠さず出してしまうところが、それだけ人を切り捨てても
また誰かがついてきてくれる魅力なのかもしれません。
賭博堕天録カイジ 和也編(6) (ヤングマガジンコミックス)
話は悪くないんだけど展開が遅すぎる。
救出ゲームがだらだら続くなんてそりゃあ皆飽きるよ。
零みたいにもっと展開が早くなれば面白いと思う。
ただ、まとめ読みをする分にはいいんじゃない。