Believe│曇りのち、快晴【初回限定盤2】
CDには
矢野健太 starrig satoshi ohono「曇りのち、快晴」と
嵐「Beleave」が収録。
限定盤2のDVDには
「曇りのち、快晴」のPV。
DVD(プロモーションビデオ)には
ドラマで演じている矢野健太という役柄のやる気のなさそうな大野君(笑)
ダンスや歌の素晴らしいとってもスマートな大野君(^^)
ぽわ〜んとしている癒し系の大野君
サラリーマン風(?)のパリッとした大野君がいて
主人公が元気になっていく様子が描かれています。
セットや演出、歌もダンスも、本当に良くまとまってますし
何より、ダンサーを背中に背負って踊る大野君のダンスは
音楽にとても良くあっていて、歌を歌えばそのダンスをスグに思い出せるほど。
指先まで神経の行き届いている、綺麗なダンスに惚れ惚れします。
歌声は伸びやかで爽やかだし、
キャッチーなサビは聞いていて本当に元気が出てきます。
今後の彼の活躍をさらに期待させる一品です。
CDに収録されている もう一曲の嵐の「BELEAVE」も
近未来的な疾走感のある楽曲で、嵐としての新しいサウンドを
楽しめることができます。メンバーの個性ある歌声、
櫻井君のラップ、嵐のパフォーマンスの高さを実感できると思います。
DVDは嵐ファンの中で有名だった大野君の実力が
一般の人の周知となる作品で是非おすすめです。
夏の十字架
「ライブハウス」を批判したことから、インディーズからも一時リリースできなくなってしまったといういわくつきのアルバム。おちょくりと、日本の未来に対しての真剣思いがつたわってくる「目覚まし時計は歌う」。身の危険を感じて警察に行ったのに何もしてくれなかったから殺されてしまったと歌う「警察に行ったのに」♪おまえは出て行った。仕事はなくなった。ストレスもなくなった、快適な暮らし♪と歌う遊び心とアイロニーがこめられている「快適な暮らし」
「ライブハウス」清志郎って、黙っていられない性分なんでしょうね、考えなしに思ったままの真情を歌詞にして歌う。後先のことなど考えない。本来、アーティスト(清志郎はバンドマン)っていうのは、誰も歌っていない新鮮な歌を歌うものだと思うのですが、まさにフォークロックトリオとしてデビューしてから、その姿勢は一貫として変わる事がなかったというのはすごいことだと思います。
そして孤高な表現者としての内面の歌った「誰も知らない」♪みんなテレビが歌う歌しか知らない♪という歌詞がありますが、それだけでなく清志郎のライブに来るお客さんも自分の歌を清志郎が思ってるとおりにうけとってはもらえないという孤独感は、実は、清志郎だけが感じている事だけじゃなく、表現者はみんなそのジレンマを感じていると思います。逆にいえば、他者が書いた歌を聴いて、それを聴いた人は、聴いた人の数だけ心に描いたイメージがあるのが健全なことだから。
たぶん清志郎は、もっと大勢の人に自分の歌が伝わっていくことを強く望んでいたと思います。たとえば、日本中の老若男女すべての人に自分の歌が伝わるようになりたかったのだと思います。しかしその願いは叶いませんでした。この「誰も知らない」で、自分の歌を知らないことはいいことなのかもしれないと歌い、その後に♪僕の歌には力がありすぎるから♪の歌詞には、清志郎の燃えるような情熱とそして相反するような「あきらめ」のような気持ちが集約されているような「悔しさ」を感じました。