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Vol. 3-Official Bootleg-Live in Kawasaki Japan
昨年10月24日に川崎のクラブ・チッタで行われた19年振りの来日公演を完全収録です。
このシリーズにしては音質最高で、さすが来日公演録音と言った感じです。目玉はコンサート中盤に組み込まれた『悪魔と魔法使い』の全曲再演!元ホワイトスネイクのミッキー・ムーディが数曲ではありますが、スライド・ギターとして特別参加してます。
※ミッキー・ムーディって渡部戦場カメラマンに似てませんか?(笑)
今回のジャケも素晴らしいのですが、ジェイド・ウォリアーを思い出しました。
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対自核+7
発売当時に日本コロムビアが猛プッシュしてたのがこのアルバム。 凄い邦題もあってメディアもこぞって「対自核」を
オン・エアしてました。 「七月の朝」で終わるA面の流れが完璧で、美しい音には気品も漂う極上のロック・アルバムです。
「対自核」のB面だったか? の「瞳に光る涙」はさまざまなエッセンスを感じ取れる作品で、このグループの中でも特に
好んで聴いた曲のひとつでした。 ミラー仕様のジャケットも、コイン型やら六角形やらロックが華やかだった時代の象徴
として、忘れることは出来ません。
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イントゥ・ザ・ワイルド
前作「Wake The Sleeper」がリリースされたときのような「久しぶり感」がない分、湧き上がるような興奮は薄めだが、それでも期待に違わぬ良作だと思う。とくに前半5曲ほどの疾走ぶりは、ベテランのクラシックロックとは思えないほどエネルギッシュ。後半はやや失速の感があるものの、それでもキッチリと仕上げているのは老獪さゆえだろう。
ボーカルのバーニーがいい。そして、2作目の参加となるラッセルのドラミングはアグレッシブ。40年以上の歴史をもつ現役バンドが、これだけのポテンシャルを維持し続けていることに、ファンとしては素直に拍手を送りたいし、「ありがとう」を言いたい。
来日公演を、もういっちょ。
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ジプシー ライブ・アット・ロンドンズ・カムデン・パレス 1985 [DVD]
ピーターゴールビーを迎え3枚のアルバムを残したが、この作品はHEEP史上最も売れ線を狙い、
モノの見事に大失敗していた時期で、アルバムではYES/90125を意識したデジタルでポップな内容を残していたが、この作品ではそれもまた新鮮味がある・・・と思わせてしまう。
HEEPマニア向けの作品なので間違ってもこれを手始めにしないでね。
定番曲からこの時期オンリーの曲まで楽しめるという意味では嬉しい1枚。
あ、ピーターの歌はレンジは広くないけど、ブルージーで男性的な歌はHEEP向きでは無いが巧いよ。