赤ちゃんと僕 [DVD]
今は「イケメンですね」でブレイクしているチャングンソクのブレイク前の作品・・つっぱっている高校生をかっこよく熱演してます。赤ちゃんがまたかわいい。その赤ちゃんの声が吹き替えではいるのもおもしろい。相手役の女の子も変わったキャラクターをおもしろく演じています。コミカルな中にもホロリとさせる部分もあり、ぜひ一度はみてほしい作品です。
妖刀事件
主人公、匠は深夜のコンビニバイトで暮らす、しがないフリーター。悪友二人とツルんで
遊んだり、サイトで知り合う女の子とHしたり。そんな普通(?)の若者がある夜、殺人
現場に出くわし凶器の日本刀に触れてしまったことから、非日常現象に巻き込まれる。
いろいろな意味で驚いた。(1)徹底したバイオレンス描写。いや、首なし死体なんて普通
出ないって。Hシーンは10と少なめだがレ○プシーンは迫力十分。(2)シュールな人物設定。
ヒロインの高校生はサイトで出会う経験豊富な女の子。実は理由ありなんだけど『はじめて
&純情=ヒロイン』のお約束を完全スルー。やるな、Liar。
異様な殺人事件に巻き込まれた8日間が描かれているが、物語に勢いがあり、地の文が巧い
ので一気に読める。ライターのセンスがいい。シナリオ面でやや設定の整合性が図れていな
かったり、スキップが使いにくかったり、音声の一部が抜けたり(自分のPCのせい?)
したが全然気にならなかった。エンディング曲の『till』はかなりの名曲。中古等でも安価
に手に入る本作だが、もっと評価されていい作品だ。
石垣の塩 500g
さまざまな製法の塩があるが、この『石垣島の塩』は、本当に素晴らしい塩だと感じた。
100%石垣島の海水を使い、3日間じっくりと釜茹でして作られるこだわりの塩。
どんな料理に使用しても、それまでの料理よりも美味しく感じられると思う。
一度使ってみると、その違いは確実です。
原子炉時限爆弾
著者が警告している原子力発電の政策、建設基準そして企業体質が、2011年3月11日に現実の問題として問われることになった。本書の提示している内容に照らして、この24時間の電力会社、原子力安全保安院、政府の情報公開の仕方、それに加えてマスコミに登場する大学の先生がたの解説を聴くと、かれらが何を隠そうとしているのか/隠したいのか、いかに見え透いたその場凌ぎの発言に終始しているかが見えてくる。
著者がこの本で訴えている危惧が本物の恐怖となって迫っている。原発のメリット/デメリットという次元ではなく、安心して暮らせる社会をどのように創るのかを考えさせる一冊だと思う。まだ、考える時間が残されているのであれば。
The Girl Next Door
とても衝撃的な本だ。
所詮は物語、と切り捨てられない重みを噛み締めながら本を閉じた。
紛れもなくこのような事は現実に起こっているのだと思うと、ひどく暗い気持ちになる。
いつだって我々は非力な傍観者だ。
残酷な事件のニュースに耳を傾ける傍ら、我々は被害者に対してどんなに同情を抱こうが、
結局は何の救いも手渡すことができない。
目の前の人間にだって――。
傍観者という立場に置かされた人間の無力を改めて思い知らされた。