100曲クラシック=ベストが10枚3000円=
嫁さんが「のだめカンタービレ」のファンでクラシックのCDがほしいとの要望で、これを購入しました。結論から言えば、「お奨め」です。当初、東芝品を考察していましたが、フェイド・イン〜フェイド・アウトがない事。10枚でこの値段は安い!CDごとのテーマが我が家にピッタリした事等が決めてで購入。初心者の方にも有名所が数多く収録され、音もgoodです。ケースは簡易でビニール&不織布のCD入れが10枚に入っていますが、枚数の割りにコンパクトなので我が家には最適です。気に入らない方は別のCDケースに入れ直せば良いです。不満な点は説明書が簡素過ぎる。コストで紙枚数を増やす事が出来なければ、HP上に載せて欲しいです。メーカー名で偏見を持たず、冷静に選びましょう!
ベスト・クラシック100 2
自動車を運転することが多く、今までは洋楽専門だったのが、急にクラシックに転換。一番手っ取り早いところで、前作の「ベスト・クラシック100」をかけたのですが…ぶっちゃけ、6枚のうち、どうでもいいCDが半分でした。よって車のCDプレーヤーに6枚入っているけど、どうでもいいCDに回ってきたらスキップするという、意味ないし〜みたいな感じでした。
でも3枚は気に入ってるので、どうでもいい3枚に代わる物を…と今回のベストクラシック100 2を買ったのですが、自分的には1枚を除いたら(DISC4)すべてが気に入りました。
これでロングドライブもOK!というより、ロングドライブが楽しみになってきた?って感じです。
[オーディオブックCD] 寺山修司 著 「ふしあわせという名の猫」(CD3枚)
寺山修司の曲「時には母のない子のように」でデビューし、大ブレークした歌手カルメン・マキが、なんと寺山修司のオーディオブックに朗読者として参加している!
こんなびっくりなことはありません。
そして、さらにびっくりなのは、ほとんど知られていないこの本の内容のおもしろさ!
寺山修司といえば『書を捨てよ』ばかりが有名ですが、こんな本も書いていたなんて。そしてもちろん寺山らしい玉手箱のような独特ワールドです。
何度も聴きたくなります。
[オーディオブックCD] 寺山修司 著 「書を捨てよ、町へ出よう」(CD7枚)
ROOTS MUSIC DVD COLLECTION VOL.4 カルメン・マキ
時代を通り過ぎて行った彼女の姿がここにある。彼女は何処に向かっているのであろうか? 結論、普通のごく一般的な生活である事が良く理解できる。そこがまた凄い。
スプリット―存在をめぐるまなざし歌手と武術家と精神科医の出会い
鼎談をしている3人はいずれもボロボロで強く、また弱く生きてきたエピソードを話している。
とても丁寧な言葉を使い、また切実なので伝えたいことがじわりと体に浸透してくる感じがする。
それは、彼らの特異な体験を、読者に対して少しでも正確に伝わるよう苦心しているからだと思う。
ただ、わたしにとって残念なのは、一番興味を持った「体を割る」という言葉の説明が少し伝わりにくかったことだ。
しかし、それを差し引いても、この本の全編に渡って背後に漂っている、
暗くドロドロしたオーラを感じる価値は十二分にあると思う。
これは勇気を得ることのできる貴重な一冊だと思った。