なぜこの店で買ってしまうのか―ショッピングの科学
もし自分が店舗のマネージャーなら、この本はまさにバイブルのように毎晩読んで寝るかもしれない。それくらい、過去の調査に裏付けられたアイデアがちりばめられている。
私は店舗のマネージャーではありませんが、それでもこの本を読んだあと買い物をするのがすこし楽しくなる。「なるほど、調査結果の通りだ」を思って一人にやりとするのである。また、いつも当たり前に受けているサービスも、実は心理学を利用した工夫なのだという発見もある。逆に、よいサービスを行っているかどうかを選別できる消費者が増えて困ったと言う店もあるかもしれない。
GENKI: An Integrated Course in Elementary Japanese I [Second Edition] 初級日本語 げんき I [第2版]
日本語を英語圏で教えています。新版が出たので買いました。ページが増えたこと、録音が付録として付いたのはいいとして、録音は声優さんが変わって、おもしろみがなくなってしまいました。素人の棒読みと変わりません。旧版の声は表情があって、楽しめましたが、残念です。形容詞の否定の形に「〜じゃないです」に変更したのも、時代の流れということでしょうが、私の世代からすると、正式な言い方に聞こえません。語彙など、若干置き換えがあること、練習問題にいくつか改良が見られる点はいいと思います。繰り返しですが、録音教材がおもしろくないのはつくづく残念で、今後、順次旧版が消えていくと、テキストの選択を変えざるを得ないかもしれないと感じています。
だいじょうぶだよ、ゾウさん
いつか迎える老いと死。
絵本のテーマとしては非常に重い。
介護を通じて見送ることを自然と悟ったネズミは、
旅立つゾウのために力を貸す。
「きっとすべてうまくいくよ・・・」と。
是非、手にとって一読してください。
Handbags: The Power of the Purse
もう見ているだけでうっとりする本です。
昔のとても手の込んだハンドクラフトの世界を感じます。
最近のバッグの少し載っていますが、私は「クラフト感」のあるバッグが良かったですよ。
大変手の込んだ刺繍やビーズワーク・こんな形のバッグ?と驚かされる物まで
職人技や女性のバッグに対する愛着などを感じさせます。
ちょっと内緒にしておきたい本でした。
ぼくのエリ 200歳の少女 [DVD]
映画館とUS版ブルーレイで観ました。
映画館ではフィルムの状態があまり良くなかったのか少々ぼけ気味の映像でしたが、
とても美しく感じられました。
白い雪景色がモノクロームの写真のような場面や、離婚した父親の部屋の中も、なにげに
赤い色が配置されていたり。
ブルーレイでは、かなりシャープな映像で、それはそれで解像感がよくきりりとした寒さが
伝わってきました。
アメリカでリメイクされた「LET ME IN」もブルーレイで観ました。
こちらは、アメリカっぽくやや騒々しい映画で、美しいとは感じませんでした。
ただ暗く、べたっとしたシーンが多かった印象です。
個人的にはリメイク版のアビー役のクロエの方が美少女に思いますが、オリジナルの「エリ」
の方が場面ごとにさまざまな顔になり魅力的に感じました。
国内版ではモザイクがかかってしまったシーンですが、リメイク版にはそのカットはありません。
そのへんのアビー(エリ)の過去についてオーエン(オスカー)に感じさせるシーンは、削除
されたシーンとして特典の中で観ることができます。
オリジナル版にはなかったより説明的なシーンになってます。
アメリカで早々にリメイクされたこの映画ですが、オリジナルの方がだんぜん美しく、何とも
いえない引き込まれてしまう魅力があります。
DVD版でこの映画が好きになった方は、US版のブールーレイも手に入れることをおすすめします。