拳闘暗黒伝セスタス 13 (ジェッツコミックス)
待望の13巻。さっそく読んでみると、すごい!としか言いようが無い。「この人は漫画を描くために生まれてきたんだな」と感じる人はたまにいるが、著者もまさしくその一人。出来の良い歴史書小説を呼んでいるみたいだ。
拳闘暗黒伝セスタス 15 (ジェッツコミックス)
第一部完、というので驚いたものの、続きの掲載予告が明示されてて一安心。
てっきり「えっこんな面白いマンガが打ち切り?」かと・・・(笑)。
そらまあいつまでも話が広がる一方で終わりそうにありませんが。
相変わらずストーリーは重厚で、確かな考証、展開のスピード感といい素晴らしい。それでいて格闘ものらしいケレン味もたっぷりだし。
端役の端々に至るまで生き生きとした人間描写、その実力に唸らされる一方。
現在最も面白いマンガの一本としてきっぱり断言できます。
でも続編から格闘大会へ、というのはやっぱり「巻き」が入ったのかな。(苦笑)
ジ*ンプ的な試合の羅列にするような凡才では到底ない人なので、そこらは安心ですけど。
拳奴死闘伝セスタス 1 (ジェッツコミックス)
第2部開始ということで、前巻の予告から楽しみにしていた漫画。
とりあえずは無事、再開してくれて嬉しいのが正直な感想。
(いまだに第2部が始まらない漫画もありますからね・・・)
フェリックスとの決着は次巻あたりかなと思っていたのですが。
そろそろヤングアニマルから巻きの指示がきたのでしょうか(笑)
こいつも唯の噛ませ犬では、もったいない気がしますが
真のライバルの登場がありそうなので仕方がないところですね。