極限の空手道―富樫宜資自伝
極真空手全国大会5位入賞。
これは組織が分裂してもなく、周囲の中小流派と平和的に交流している現代の成績ではない富樫宜資vs極真会館での成績である。
誰の指導も受けずに独力で挑み続けるのは凄いと素直に感動できる、しかもそれに満足せず自らが求める極限の空手を完成させた本当に偉大な空手家であると思う。
青い車 プレミアム・エディション [DVD]
この映画は,短編コミックをベースに作られたようですが,初めから不特定多数の観客の熱狂的支持を期待していないと感じました.そうした,クールな造りが,垣間見える気がします.
リチオは,万人に受けるキャラクターではないでしょう.アケミが唐突に交通事故で死ぬのも,だから?という感じで描かれているし・・・・
一般人の感覚では,感情移入しにくい登場人物たちをそろえて,万人受けする映画をねらいましたとは,監督はいわないでしょう.
その意味では,どこぞの大学の「映画研究会のよくできた作品」的な,素人くささが漂っています.それを,好きか嫌いかは,役者の誰かが好き,監督が好き,原作が好き,という基準で見ようとした人たち次第ということでしょう.
私個人は,麻生久美子さんのファンで見ました.途中で死んじゃう役でがっかりしたので,星3つ.
青い車 (CUE COMICS)
青春って、いろいろとめんどくさい時期だ。些細なことでイライラしたり、将来のことで悩んだり。だから、もう一回繰り返したいとはとても思えない。けれど、そのころの思い出は、やたらと鮮やかで、生々しくて、ふとした時に心に浮かんで、僕らをうろたえさせる。
この漫画に収められている作品は、そんな思い出と同じように、心を刺激してくれるものばかりだ。
ぱっとしない日々の中の、ごく個人的なドラマ。それなのに、やたらとこっちの心をひりひりとさせる。
表紙の絵が嫌いじゃなかったら、ぜひ読んで欲しい作品。