花に染む 1 (クイーンズコミックス)
「えええ?駅から5分はどうなったの?ブン投げ?」
「あの人を中心にしながらも、主人公は毎回他キャラで付かず離れずってのがよかったのに…。結局彼をメインにすえてしまうのか…」
という不安と不満から読み始めたのに、読み終わる頃には続きが読みたくて身悶えていた。
くらもちふさこは「少女が少年に心奪われる」その一瞬を切り取るのが抜群に上手い。
思春期特有の、恋とも友情ともつかぬ感情。その微妙さを言葉で説明するのは無理だ。無理というより不要だ。読者は例の流鏑馬の瞬間を、そして弓道での佇まいを、そしておんぶのシーンを見るだけでそれを理解できる。
子供である無力さをかみしめながらも、子供時代の終焉を寂しく感じる矛盾を抱えて、それでも前をすすもうとする花乃の姿に胸打たれる。
「最強最悪のいい子」である彼を覚醒させるのは、最初から「女」の自覚を持って迫っていた姉なのか、ようやっと仮面の下の素を引き出す事に成功した姫なのか、それとも、忘れたい故郷の思い出そのものの「花」こと花乃なのか。
今後がとにかく気になって仕方ない。
MAJI-MAGIC(紙ジャケット仕様)
そうだ!
しょこたんが、RIZEのJESSEに曲書いてもらえばいいんだ?☆Charさんもお願いしますm(__)m
Charは、小学生の時『ぎんざNow』というテレビ番組で初めて観たギタリストだと思う。
友達の年離れたお姉ちゃんが『ぎんざNow』に出たから観てた〜☆
紙ジャケ再発おめでとう!
Special ThanksにJESSEいるんだよ!
このバンド名もMAJI-MAGICのメンバーが、
G.CHAR
B.MICHIAKI
Dr.Grico
key.TERUYUKI KOKUBU
という豪華さ。グリコ&みちあきさんは、
横浜の伝説的バンドTENSAW、恭章さんとのTOYS、そして現在、みちあきさんはPATAとRa:inもやってる。
背が高くてアクションも激しくて重低音が響くベースを弾かれます☆カッコイイ!
ほとんど勝ちゃんが作詞作曲、Charがアレンジになってるけど、1曲みちあき&Charがあるね〜(o^-’)b
ライナーは漫画家のくらもちふさこさん。勝ちゃんも作品に登場してたの。
CDだけじゃなく、画集も絵本も再発してほしいよ。
勝ちゃんのファルセットは本当に綺麗な声です☆
♪彼女はFRIDAYギガンティックナツカシス〜☆
確かライブでもやってたと思う。
年表もついてて80年代ノスタルジーに浸ってるところ。
カルチャークラブの初?来日のオープニングアクトなのよ!
そしてボーナストラックで、いちばん大好きな♪fromシンデレラ(ライブバージョン)が最後に収録されてる☆DVDも希望!
イントロのアルペジオ綺麗だし。最後の英語のリフレインも大好き☆
もしかしてもしかすると、渋公のバックメンバーがMAJI-MAGICだったなんてことはないのかしら?
やっと聴けた〜(*^^*)
ギザウレシス☆
花に染む 2 (クイーンズコミックス)
「駅から5分」がオムニバス形式でほのぼの路線なのに比べ、こちらはダークサイド路線のような気がします。
「駅から5分」の登場人物や出来事がリンクして出て来ますが、花乃の存在・目線の有・無でかなり印象も違います。
一番印象が違うのは、雛。
「駅から5分」では古風で芯の通った落ち着いた美女、といったイメージで有り、
今時の女子大生からはかなりかけ離れた雰囲気では有るものの、高潔で清楚な女性に見えました。
一転して「花に染む」では、黒。
腹黒く、計算高く、したたかなイメージ。
実は放火犯も雛なのではないかと思ってしまうぐらい、怖い雰囲気です。
まさに一言で言うならば、魔女。
温大を手に入れるため、自分にとって色々と都合の悪い邪魔者を消したの?
1巻の時もそう思って読んでましたが、2巻で更にその思いが強くなってしまいました。
温大のセリフも気になる形で終わってますし、
どちらも早く続きが読みたいです。
天然コケッコー [DVD]
何十億、何百億という金をかけなくても人々のこころに深く残る映画はつくれるのです。
それを、この映画は証明してくれました。
静かに流れる時間の中で、そよちゃんは静かに成長していきます。
この映画は、日本の宝です。いいえ、書きすぎでも、
思い入れが大きいからでもありません。
また、友達と観ます。
駅から5分 3 (クイーンズコミックス)
この話の主人公は「花染駅から5分以内の距離」でしょうね。
一見短編集のようですが、すべてがどこかでつながっている。
メインの登場人物は決まっていませんが
すべての人が話が進むにつれて奥深くなっていきます。
一つのエピソードが様々な方向から何度も描かれるので
より深い話になっていきます。
とても新鮮な漫画で面白いです。
今回は前回までほど他のエピソードとのつながりを
感じなかったので、そこが残念です。
花染高校生徒会は今回も登場しています。
しかし、セリフ回しや話の構成にはセンスがあり
のめりこんでしまいます。
人の関係、つながり、などなど
世間は狭いなあと感じつつほっこりとした気分になれる
「駅から5分」3巻とも買ってこそ魅力がわかりますよ。