
円安バブル崩壊―金融緩和政策の大失敗
ひとつひとつのトピックはおもしろく、示唆に富むが、「円安バブル」について述べている部分は、序文と、本文の1割程度であり、為替政策についての本格的な議論を読みたくて買うと、肩透かしを食う。
また、本書の主要部分は著者が自分のWebで公開していて、無料で読める。このことは高く評価されてよいし、頭の良い営業活動だと思う。
しかしながら、著書を金を出して買った人への「ご褒美」が、落語もどきの序文だけというのは寂しい。本ならではのオマケが欲しかった。
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