スレイヤーズ NEXT SOUND BIBLE III
このCDもスレイヤーズファンには堪らない一品です。
このCDに収録されている、嘘のないゲームは
TV版スレイヤーズのガウリィ役の松本保典さん
が歌っている曲で僕的にはとても気に入ってる曲なのでお勧めです。
スレイヤーズ / the BEST of SLAYERS〔from TV&RADIO〕
スレイヤーズの曲が全曲入ってるなんて最高です!
声優人もかなり豪華な出演です!
特に、冬馬由美さんが歌っているのが、個人的に良かったです!
機動戦士ガンダムF91 (初回限定版) [Blu-ray]
富野・大河原・安彦という3巨頭が揃って製作し、バンダイも『シルエット・フォーミュラ』としてプ
ラモシリーズを打ち出すなど力が入っていた作品ですが、公開当時は同じくらいの時期にやっ
ていた『0083』の方が人気があったという印象でした。今回BD化ということで購入してみまし
たが、今改めて観るとかなり面白い。
冒頭の、クロスボーン・バンガード(CB)によるコロニー襲撃の場面は素晴らしい。視点がモビ
ルスーツ(MS)ではなく一般市民の目線になっており、CBはもちろん市街地で巨大な薬莢を
ばら撒きながら暴れる連邦のMSも、市民にとっては等しく恐怖の対象でしかないことが良く
分かります。混乱の中で死んでいく人々や恐怖で動けなくなる老女、満員の防空壕や空から
落ちてくるMSの残骸等の描写はロボアニメの戦闘というより『空襲』を思わせ、かなり怖い。
都市が空から爆撃される、というのは日本人にとって本能的な恐怖なのかも。
ここは作画も良く、このシーンのためだけでも観る価値はあります。
主人公のシーブックは富野作品には珍しく(?)、素直で正義感のある少年なので見ていて
気持ちがいい。お約束の『親子のすれ違い・愛憎』もありますがアムロやカミーユに比べると
それほど不快ではないです。
残念なのは後半部分の作画がかなり荒れ気味なこと。特に大ボスの巨大モビルアーマー・
ラフレシアが出てきた辺りからは相当苦しい(作画キズも結構目立つ)。せめて序盤並の絵
がキープできていれば、もっと高い評価を得られた作品かも知れません。また中盤の展開は
急な上に詰め込み過ぎて説明不足になっている部分もあり。フィルムの保存状態はシーン
ごとにまちまちだったようで、BD化により驚くほどクリアになった絵もあれば、かえって
アラが目立ってしまった場面もあって痛し痒しといったところ。
とはいえクライマックスのM.E.P.E攻撃のシーンは今見ても恰好良いし、キャラクター
も魅力的だ。ラストを含めたストーリーも悪くない。地味だけど深い正調ガンダム映画です。