10ホールズブルースハーモニカメソード
テクニックはもちろん一通り、オーバーブロー/ドローまで載っています。
その上、ベンドのやり方を5通りも載せている本はそうありません。
音数の限られたブルースハープで、これだけのテクニックをしっかりと
身につければ、演奏の幅は格段に広がります。
これらのテクニックを使って出せる音を含めたノートチャートは圧巻!
特に、リーオスカーモデルを使っている人には、非常におすすめ。
リーオスカーモデルの4種類のチューニングのノートチャートまでしっかりと掲載。
練習曲に至っては、同じ曲を異なるキー、異なるポジションで練習できる
ようになっています。ある程度吹ける人がこの本を利用するなら、
演奏の幅を一段と広げられることが実感できるでしょう。
さらに、メンテナンスについて8ページを割いて解説。
あまり頑丈ではないブルースハープですから、この解説は非常に重宝します。
ただし、フレーズ集ではありませんので、フレーズの習得には他の本等を
あたってください。
ザ・ベストパートナー―未来への鍵を開く経営
「社長公募」のニュースを見て「どんな会社だろう?」と思い,読んでみた。
取り立てて特別な会社ではない,というのが正直な感想だ。
本業の「ものづくり」についてはしっかりと,するべきことをやっている会社,だと思った。
ワンマンといえなくもないが,スピード感のある事業展開も見ていて読んでいておもしろかった。
が,投資会社に振り回されたり,そこからの派遣役員がおかしなことをしたり,というのは「脇が甘かった」と言わざるを得ない。
この本も,そういったことへの「恨み言」のように思える。
「新社長」にどんな人物が選ばれるか?
ニュースでは,錚々たる学歴・職歴の人が応募したようだ。
だが,メーカの命は「ものづくり」だ。
同業界関係者としては「英語はできるが,頭でっかちなだけの人間」が選ばれないことを願う。
そうなったら,この「メーカ」で愚直に働いている社員(特に技術者)にとって悲劇でしかない。
また,現社長は新社長の任期を10年にしたいとか・・・?
しかし,私の考えは違う。せいぜい5年程度。
その間に生え抜きの人材から後継者を選び,育てるべきだ,とさえ思う。