照和 My Little Town KAI BAND [DVD]
劇場公開時に視た時からDVD化を待ってました。
が・・・あのド迫力のLIVEシーンを満喫するなら
やはりBDなので、BD化も希望します。
骨太な漢のロックが好きな方にはおススメです。
36年目 ~ The Premium 35years Past ~ [DVD]
8年前から続く甲斐さんのボックスシリーズ。
本作が一番カメラワークがよかったように思います。特に今年2月のツアー最終日を収録した『35th』。ほか5作品からすると格段とカメラワークがよくなっています。
また『35th』と並んで未公開映像の『イン・フォーラム2008』。このツアー映像は、DVD『NEVER END』で既発されていますが、こっちのパフォーマンスの方が良いと思いました。『NEVER END』は、会場のスケールのおかげで壮大な感じはありましたが、本作の方がパフォーマンスは上だと思います。
他4作品も『ロッキュメント』や『My name is KAI』、『シリーズ・オブ〜』ほどないにしても、実験的なLIVE映像が盛りだくさんです!
ポップコーンをほおばって―甲斐バンド・ストーリー (角川文庫)
甲斐バンドについて書いた本。
実は私には甲斐バンドについては何の知識もない。
甲斐バンドの曲に心を揺さぶられたとか、そういう経緯で読んだわけでもない。
「田家秀樹」という書き手につられて読んだのだ。
彼の文章は「対象」に対する愛情を感じる。
甲斐バンドのことをもっと知っていたらもっとのめりこんで読めたのかも知れない。
英雄と悪漢(紙ジャケット仕様)
実質、甲斐バンドのファーストアルバム。デビューアルバム「らいむらいと」から比べると、かなりロック寄りになってきた感がある。80年代以降の甲斐よしひろのヴォーカルはカミソリのような鋭さがあるのだが、70年代のそれはすごくセクシーであり、その妖しさがよく表れた曲が「東京の冷たい壁にもたれて」「昨日のように」あたりだろう。ただ残念なことにボーナストラックとして「薔薇色の人生」を「絵日記」の後にもってきたのは大失敗だ。ファンであればそれが何故かというのが解ると思うが、配慮が足りないとしかいいようがない。
荒馬のように (1979年)
言わずもがな、甲斐バンドのヴォーカルの甲斐よしひろさんの自伝です。
子供の頃から、バンドを結成してヒット曲を出すまでの話を淡々とつづっているのではありますが、
生れ落ちた生家が色町にある床屋さんで裕福に暮らしていた幼少期や、その後父親が破産してしまい、家を出たことで始まった母と3人の兄とのつつましい生活がすごく印象に残る内容になっています。男性でありながら視点が鮮明で本を読んでいるのに映像がチラチラと浮かぶような感じになります。映画化したらいいなと思います。ごまかしたり、媚びたりするところがまったく無く、まさに甲斐よしひろさんの生き様が伝わってくる一冊です。
私には兄と妹がいて、甲斐バンドの曲がヒットした頃多感な子供時代をすごしました。
兄は凄くバンドのファンで一生涯、甲斐バンドの曲を愛し聴き続けました。不運にも2年前に事故で亡くなり、この本を棺にいれました。私も一生自分を元気付けるためにこの本を手元に持っていたくて購入しました。