チャンピオンズリーグ決勝 バルサ対マンU 「世界最高の一戦」を読み解く (光文社新書)
「4−2−3−1」の杉山茂樹が去年のチャンピオンズリーグ
決勝、FCバルセロナvsマンチェスター・ユナイテッドという
「世界最高の一戦」を題材に、勝つための戦術分析を
描いた一作。
南アのワールドカップへ向かうヨハネスへのフライトで読み始め
ましたが、結局は帰りのフライトで読み終えました。
他の著作とも共通して、俯瞰で眺めろ、サイドを
いかに制するかという視点にてオリンピコの
試合を分析する。
メッシとクリロナはなぜセンターフォワードとして
起用されたのか、途中交代がどういう効果を生んだのか。
ワールドカップイヤーの上梓なので、ワールドカップの
予想へも帰納。
日本代表の戦い方へも論を広げています。
出版されたのが3月で、あとがきを書いたのが
東アジア選手権の翌日ということですから、
岡田ジャパンに対する記述がけちょんけちょんに
なっています。
最終予選のウズベク戦あたりを題材に右サイドハーフの
俊輔の駄目だしをしているのは「決定力不足」と同様。
サイドバックの長友がエースキラーの名を得て
評価を上げてきているのはしてやったりって
とこなんでしょうか。
そして、「今日」はいよいよデンマーク戦。
ベントナーをいかに抑えるかですね。
言っていることは、焼き増し感も否めませんが、
今読むならば、面白い本です。
http://teddy.blog.so-net.ne.jp/2010-06-24
ヒストリーオブUEFAチャンピオンズリーグ [DVD]
ヨーロッパ最高峰の戦いの全てが凝縮されているといっても過言ではない。
このチャンピオンズリーグはW杯よりもレヴェルが高いと言えよう。
クラブチームの威信と利益をかけて戦うチャンピオンズリーグにおける、
意地と意地とのぶつかり合いが凝縮された、素晴らしい作品だ。
2002年のW杯からサッカーの世界に入った人も、勿論それ以前からずっとサッカー好きだった人にも、どんな世代のどんな人でも、サッカーを愛する人に勧めたい一本である。
UEFAチャンピオンズリーグ2008/2009 グループステージハイライト [DVD]
Gステージの雰囲気がよく出ていたし、ゲーム映像もKOステージよりまだマシで見れます。CLにおける中村俊輔のセルティック映像もこれでおしまいだったので、ぜひKOステージに行ってもらいたかったですね。白熱した雰囲気はよく伝わってきましたが、ゲーム映像もう少しうまく編集できないものなのですかね。このようなDVDを購入する人はきっとCLの映像保存のつもりの人が多いのではないでしょうか。ゴールシーンにインパクトがあるのは認めますが、それだけの映像でCLを語られても・・・きっと納得できない方も多いのではと思いますが。。。
欧州チャンピオンズリーグ「カミワザ」ベスト (トップアスリートKAMIWAZAシリーズ)
この本で紹介されているのは、マルセイユルーレットやヒールショット等の、テレビで試合を見ていて強烈な印象を与えるプレーではありません。
トップレベルの試合の中で、トッププレイヤーが何気なくこなすワンプレーを取り出したものがメインであり、今までに無いタイプの本だと思います。
より深くサッカーを見たい人や、実際にサッカーをプレーする人に、新たな視点をもたらすのではないでしょうか??
かなりオススメです。