+チック姉さん(プラスチック姉さん)(3) (ヤングガンガンコミックス)
この漫画は、キャラの変態的行動と表情の絶妙さが素晴らしいです。
1巻から変わらぬテンションで突き抜け続けています。
笑い声を我慢できないのが欠点。
間違っても外で読みたくない漫画です。
PIANIST~ワルツ・フォー・ビル・エヴァンス
ワルツ―・フォー・デビー録音50年を記念してベスト盤やトリビュート盤が乱立気味の中で、本作は各ピアニストの個性の違いが楽しめるオムニバス盤だ。名曲M2も、あの有名なメロディーは出てくるが、オリジナルのコピーなんかではなく、アレンジが凝っている。M3もキムならではのエネルギーでばく進する感じ。このように、ビル・エヴァンスへの愛を持ちつつ、各ピアニストがエヴァンスの曲を素材にして個性を競い合っている。
帯によると、M1、2、6が未発表音源、M3〜5、8〜10が新録音。そしてM2、7はNYブルー・ノートでのライヴ。このうち、チック・コリア、エディ・ゴメス、ポール・モチアンの夢のトリオによるM2が最大の目玉だろう。近くリリースされる「ファーザー・エクスプロレーションズ」には同曲は含まれていないようだ。
プリンセスうぃっちぃず ドラマちっくCD
あの大人気ゲーム、プリンセスうぃっちいずがドラマCDになって帰ってきた!!本編とは違ったお話が、これまた面白い!声優陣も変わらず健在!書き下ろしの「恋は☆Magic」も最高!その面白展開に耳が離せません!
是非とも買い!
KIYARI
既に多くのメディアによって高評価を受けるTSUKEMENが3作目となる新作を発表した。
3人がそれぞれ相手の音に 触発されながら音のキャッチボールと息遣いを楽しめる創りとなっているので、
音の動きと呼応にじっくり耳を傾けることで得られるある種の贅沢さが味わえる。
日常多くの情報に接する私達が普段の聴き方をリセットし、ヴァイオリンとピアノいう小さい宇宙から生まれる世界の広がりと奥行を感じられ
新しい面白さに気付くだろう。
全体としては前衛色が感じられるが、細部に秘められた繊細で美しい響きに素直に耳を澄ませれば、
きっと作品に宿る命の美しさに惹かれるはず。
左右のスピーカー両方向から独立した旋律が流れる楽しみはヘッドフォンで聴くとより興奮を増す。
彼らのインタビュー記事などを読むと、自分の内側から来る衝動を大切にしたい気持ちが強い様だが、
聴き手へも同様に静かな感動を心の内側から呼び覚ましてくれる、そんな音楽だ。
楽曲の楽しみだけでなくその日の気分によってBGMとしても、じっくり聴く芸術作品としても応えてくれる音楽だと思う。
病院にかかるほどでもない、けれど気分が沈んだ時にこのアルバムを聴くことで、心の凪が収まり平安が取り戻せる様な不思議な音楽だと思う。
個人的に特に気に入っているのはTairikuの「風の記憶」で、学生時代にヴァイオリンを続ける自信を失いかけていた時に
父親が叱咤するでもなく励ますでもなく、「もう音楽をやめるか?」とだけつぶやいた日の記憶がモチーフとなっている。
私はこの曲が息子へ‐父からの風のアンサーソングのように思えて毎回聴くたびにその絆の強さに羨ましさを感じてしまう。
ライブでは空間に音が放り出された際に残る響きの余韻までが美しい。
一流の演奏を含め、音楽の良心が詰まっていると言っても過言でない風格を持った一枚。
プリンセスうぃっちぃずドラマちっくCDすぺしゃる
本編から月日は流れ、いろいろな事を重ねた末に
みんなキャラが変わりました。
(変わってないのはクルルとリリアン先生くらい)
なんといっても今回のドラマちっくCDの(も?)メインは春日かれん。
ゲーム本編序盤ではクールでミステリアスなキャラでしたが、
後半では徐々に素直になっていき、シャイで甘えん坊なキャラへと
目覚め、更に「おまけシナリオ」「ドラマちっくCD」と重ねるごとに
その素質を開花させていき、今回ではもう1番マトモなキャラでした。
代わりに委員長は貧乏くじキャラを林檎にとられた所為か、
現在ではクルルとの姉妹漫才の方が売りになってしまい、
メインヒロイン2号だった本編とは打って変わって「ドラマちっくCD」
では二作続けて脇役にまでランクダウン(やっぱ真樹が居ないと…。)
あと、このドラマちっくCDでは何故か重要ポストに居る雀宮林檎。
まさに「御堂真樹不在のストーリー進行を彼女以外に誰が成し遂げられるのか?」
と言わんばかりの仕事っぷりには脱帽。
あと、今回も同様にドラマちっくCD限定のオリジナルキャラクターソングが
収録されているのですが、残念ながらかれん役の北都南さんが体調不良のために
歌収録に迎えなかったため、代わりにベルナルドが魔女っ娘委員会と熱い
コラボレーションを展開させています。(しかし、いかにもかれん用の歌詞が
あったにも関わらず、他の方が歌われてるのを聴くと、大変心が痛まれます。
何かの機会にいつか再び4人揃って、実現が叶うといいですね。)
ただ、今回はどっちかっていうとプリっちよりも「パティシエなにゃん娘。」
のメンバーが久々に再集結した事の方が大きいと思います。
実際、プリっちサイドの話はなんか前回に似た展開ばっかで正直マンネリした
感じがあるのが否めないのですが…。