CLAYMORE 18 (ジャンプコミックス)
ひたすらプリシラの強さに圧倒される巻です。 ただ、それだけに気を取られて欲しくない見所がいくつかあります。
クレアが覚醒できない理由「ジーンの楔」に対して否定的になりがちですが、かつてジーンが覚醒したときのエピソードや北の戦乱でのジーンの死を伏線と考えれば、じゅうぶんクレアが覚醒できない理由として成立すると思います。
ラキがルシエラ・ラファエラ融合体の射出物に貫かれながら侵食されない理由が本当に精神力なのだとしたら、そこでまたクレアとラキが深く繋がる要因が発生します。
良い方向に考えすぎかもしれませんが、もしかしたら大きなくくりの伏線なのかもしれません。
あと、もっと注目していただきたいのがユマの活躍。
北の戦乱で生き延びた戦士の中で最も能力が劣り、足手まといになるユマ。
個人的にはダメダメなユマがかわいくて仕方ないんですが、そんな彼女が本当に頑張っています。
常にみんなの後ろをくっついて歩いてきた彼女が、生きることを諦めかけたシンシアを叱り飛ばし、再生能力を身につけ、1人で覚醒者の群れに立ち向かおうとする。
成長した姿を仲間に見て欲しかった、最期にみんなの顔を見たかったと、笑いながら涙を流す様子にはこちらまでウルウルきました。
驚異的な強さを見せつけるプリシラに引いてしまいがちですが、どうかその他のキャラの活躍も見落とさないで欲しい、そんな18巻です。
それにしてもこの作者さんが描かれる女性の裸はとてもキレイですね。
カバー内側のイラストを毎回楽しみにしてますが、今回も美しかったです。
CLAYMORE Limited Edition Sequence.2 [DVD]
原作が好きでTV版も良い感じだったので予約して買っていましたが
後半で大きく裏切られたので、一旦予約キャンセルしました。
3巻、4巻は検討中で5巻は買いません。もともと特典もショボ過ぎです。
作品後半が愚作で終わった為、販売数下降間違いなし、
安く叩き売りされるまで待つのも手かと
実際、街中で新品中古の在庫はダブついてる
心配なのは、後半の巻の出荷数を大幅に減らして
どこぞのBOXの様に希少性を演出されること。
(売れない事によるメーカの処置)
CLAYMORE 19 (ジャンプコミックス)
ラストへ向かって淡々と処理していってる感じに思いました。
プリシラの強さに関してはイースレイが下についていたんだからあれくらいでも
ありなんじゃないでしょうか?
今まで用意周到にしてきたミリアがいくら組織が手薄だとしても1人で行くという
選択肢はなかった思う。
過去に覚醒者になったヒルダが目の前にいる事もありえないことだから信じるわけがないのにあっさりやられてしまうのもおかしいでしょ?ミリアともあろうものが。
クレアがクレイモアになったのはプリシラを殺す為。
ラストへ近づくにつれての主要キャラの最後はもうちょっと大事にしてほしいです。
クレイモアが好きだから次に期待して待ってます。。
CLAYMORE 20 (ジャンプコミックス)
フィナーレへの流れが加速。魅力的な新キャラ(まさかの激マユ!他)も登場、サブキャラ個々の魅力も最大限発揮されてグイグイ読み進められます
片や、本筋は一時停止となりそうですが納得行くように一つ一つ丁寧に描いてくれそうな予感がします
そしてラストは…
前巻までの展開から一転してクレイモア本来の魅力が炸裂した巻ですよ♪
CLAYMORE Limited Edition Sequence.3 [DVD]
今までは妖魔との闘いでしたが、この巻はクレアがクレイモアになってから初の覚醒者との迫力のある闘いです。その他にも死んだと思ってた、あの人が現れたり、これから共に戦っていく仲間が出たりします。アニメ版は最終回らへんになったら原作と違う方向に進んでしまいましたが、この巻は原作を忠実に再現してるので原作のファンの方も納得の出来る仕上がりとなってると思います。