京都おさんぽマップ (ブルーガイド・ムック)
去年の話ですが、奈良を旅した後京都に立ち寄りました。
まるで無計画だったので、近くの小さな本屋さんでこちらを購入。
時間も、正直なところお金の余裕もない中、ざっと見てコレだ!と思ったコースをそのまま歩くことに・・・
これが、本当に良かったんです。
実際に歩いたというだけあって、ぶらっとその通り歩いても景色を眺める余裕もあるし
地図も正確で、お土産処もお食事処も書いてあるので大変助かる・・・
コースも素敵で、お食事も美味しくて、ちゃんと帰りの新幹線にも間に合って、
たった数時間の滞在が大変有意義でした。
京都にもう詳しくて、言われたままに歩くなんて・・・という方にはもしかしたら向かないかもしれませんが、
京都初心者の方や計画が苦手な方、効率よく回りたい方にはよい本だと思います。
高野山金剛峯寺奥の院 月並御影供
日本仏教の声明が持つ音楽性を感じるCD。とは言っても曲ではないので、ただ静かに心を落ち着かせたい時に聴くのがいいだろう。私もそう言う気持ちの時に購入し、数年に一度は聴いている。
よくわかる国宝 国宝でたどる日本文化史 (楽学ブックス―文学歴史)
基本的に見開き2ページで1つの国宝を素晴らしい写真とともに紹介しています。国宝ばかりですから、眺めているだけで美術鑑賞になっています。ただ誌面の関係でしょうか、国宝第1号となった広隆寺の弥勒菩薩や法隆寺の玉虫厨子など、写真入りで紹介してほしかったものもありました。
本書の内容です。
国宝鑑賞への招待、これだけは知っておきたい国宝鑑賞用語、都道府県別国宝の数は?、見ておきたい国宝はここにある
縄文・弥生・古墳時代 日本文化の黎明期、縄文のビーナス(尖石縄文考古館)、縄文雪炎 火焔型土器(十日町市博物館)、これも見ておきたい! 縄文、弥生、古墳時代の国宝
飛鳥時代 仏教に国造りのベースを求めた、高松塚古墳壁画女子群像(高松塚古墳)、丙子椒林剣/七星剣(四天王寺)、菩薩半跏像(中宮寺)、百済観音(法隆寺)、救世観音(法隆寺)、釈迦三尊像(法隆寺)、金堂(法隆寺)、五重塔(法隆寺)
奈良時代 仏教が国家権力の象徴となった、阿修羅像(興福寺)、盧舎那仏坐像(東大寺)、正倉院(正倉院)、薬師三尊像(薬師寺)、鑑真和上坐像(唐招提寺)、十二神将立像(新薬師寺)
平安時代 権謀術数と怨霊が闊歩した、薬師如来立像(神護寺)、中尊寺金色堂(中尊寺)、弥勒仏坐像(慈尊院)、十一面観音立像(法華寺)、醍醐寺五重塔(醍醐寺)、釈迦如来立像(清凉寺)、平等院鳳凰堂(平等院)、阿弥陀如来坐像(平等院)、雲中供養菩薩像(平等院)、平家納経(厳島神社)、三十六人家集(西本願寺)、源氏物語絵巻(五島美術館)、伴大納言絵詞(出光美術館) 鎌倉時代以下は字数の関係で省略します。
醍醐寺の声明
真言宗醍醐派といえば真言宗の中でも特異な宗派で恵印(修験道)の法流をもっております。このCDでも修験による法要が収録されており他の声明CDとは違った趣があります。また高野山とおなじ南進流の声明ですが、若干違うあたりも聞き分けると面白いかもしれません。