エレファントカシマシ カヴァー・アルバム
タイトルにカヴァーアルバムとある通り、いわゆるトリビュートとは趣向が違うような気がしました。ロッ●ングオン・ジャパンの人が集めたんでしょうかね、わかんないですけど。そんな気がした面子です。どんなトリビュートにもある「お前、特別好きじゃないクセに参加してるだろ」ってのがいくつかあって。それでいて「何で○○が参加してないんだ!」っていうのも。今回も個人的に嫌いな人達がいくつかいまして。やっぱり半分コピーみたいなアレンジだったり、ふざけたアカペラとか面白くない事をやってくれてて不愉快でした。でもキングブラザーズ、BAZRA、怒髪天が特に良かったです。石野卓球のリミックスも面白かったです。
フォーク&ニューミュージック ヒットソングス~青春の詩~
懐かしいフォークやニューミュージックから50曲を収録しています。1970年発売のよしだたくろう「今日までそして明日から」から1984年発売の安全地帯「恋の予感」までまさしく青春の詩ともいうべき名曲が並んでいます。
ほとんどの曲は今でも聴くことができますので御存知でしょうが、結構珍しい曲も収録されていますので、関連の企画の中ではオススメできます。
50曲を聴きなおしました。歌詞にストーリーがあって伝えるべきメッセージが盛り込まれていた時代でした。当時の多くの若者が友と肩を組み歌ったわけはその曲と自分とを同化しながら共感を覚えたことにあります。心の深いところで共鳴するような歌詞の存在ゆえ、30数年経っても口をついて出てくるのは歌の力の大きさでしょう。
アコースティックなサウンドが懐かしい上條恒彦+六文銭「出発の歌」や映画『卒業』を知らないとこのタイトルの意味が分からない大塚博堂「ダスティン・ホフマンになれなかったよ」、車のCMで有名なBUZZ「ケンとメリー ~愛と風のように~」などの懐かしい曲が収録されています。「今はもうだれも」はアリスのヴァージョンで収録されていますが、オリジナルのウッディー・ウーの演奏で聴きたかったですね。
驚いたのは、カルメン・マキ&OZによる11分42秒にわたる「私は風」の完成度でした。1975年の日本にこんなロックテイスト溢れる曲があったのを不覚にも知りませんでした。今でも新鮮な感動をもって聴く事ができ、全く古さを感じさせない名曲だと断言できます。
全50曲の歌詞カードにはそれぞれの曲の初出が記載されています。曲目の解説がないのが惜しかったですね。
アリスさよならコンサート~後楽園ライヴ~ [DVD]
1981年11月7日、アリスが活動を停止した『3人だけの後楽園 VERY LAST DAY』のライヴDVDです。
アリスが本当に望んだ最後のかたち。
それは、結成当初から、3人だけで全国を走り廻っていた、その当時のスタイルで唄うことでした。
ギター2本にパーカッションという基本スタイルです。
したがって、誰でも知っている『冬の稲妻』や『チャンピオン』といった、いわゆるヒット曲は演奏されていません。
曲構成も当時に準じたものになっています。
「自分たちを育ててくれた曲たちを、お雛様を仕舞うように、一曲ずつ箱の中に戻していきたい…」
そう言って、一曲一曲をエピソードを交えながらステージは進みます。
ブレーク後のファンの方々は違和感を覚えるかも知れません。
しかし、アリスと一緒に走ってきたファンには堪らないステージです。
完全収録ではないのが残念ですが、貴重なライヴ映像です。
さらば青春の影よ
「さらば青春の影よ」
作詞:坂井泉水 作曲:大野愛果 編曲:徳永暁人
ZARD坂井泉水さんが綴った歌詞
「♪別れられないくせに ねじれた若さで愛しきれずにいた……」の部分を
森さんがどう歌うのか非常に楽しみです。
Beingのトップアーティストが手がけた楽曲がどう仕上がるのか
期待したいと思います。