ロスト・ハイウェイ【字幕版】 [VHS]
確か1997年の映画.当時,インタビューでデヴィッドリンチが5年後に本当の意味がわかるというようなことをいっていてそれを踏まえた上でこの難解な映画を観つづけた. その5年後の2002年確かにデヴィッドリンチはO.Jシンプソンの事件がヒントになっていると種明かしをした. 多分,この映画で作りたかったことはマルホランドドライブで完成したのだと思う. ある意味,リンチの過渡期の映画なのだと思う.
シネマ・ハント (Eブックス・映画)
映画の内容そのものよりも、その映画が生まれた社会背景や、
映画界の大きな流れを俯瞰しながら個別の作品を取り上げているのが本書の特徴。
映画評というよりも社会学のテキストを読んでいるかのような知的興奮を楽しめます。
また副題の通り、ハリウッド大作を笑い飛ばすような辛口の論評は読んでいて爽快です。
Lost Highway (1997 Film)
映画も凄いけどこのサントラも凄い。ナイン・インチ・ネイルズのトレント・レズナーの提供したバイオレンスな曲から、アンジェロ・バダラメンティの静かだけれど強烈な曲まで実に多彩。しかも、きちんと映画のサントラになっている。いわゆるVarious Artistsものですが、リンチの映画のサントラは大量に出ているVarious Artistsものなんか足下にも及ばない凄さがあります。
ロスト・ハイウェイ [DVD]
リンチは映画の出来不出来に差が激しすぎる。イケルかな?と思ったらアウト。で、もうダメ?と思っていたらオオ!これは!・・・と、天才ゆえのどえらい波が。
TP映画版以降不遇の生活を送っていた(?)であろう彼が破綻寸前の狂気のプロットを映像化しギリギリの冒険をした今作の評価は、人により分かれるところ。
個人的にはリンチの全作を通して一つの頂点と考えています。
映像を観ているだけで触感が伝わってくるかのような不気味さは鳥肌モノ。
どうして彼がメガホンを取るとこういう雰囲気ができてしまうんだろう?並の映像作家には模倣することすら出来ないんだよな。
ロスト・ハイウェイ:ザ・コンサート デラックス・エディション [DVD]
このDVDを観た時の第一声は、「あ〜、カッコええなぁ。」でした。
内容は、スタジオにBarカウンターのセットを作ってクラブハウス風のステージで
300人程度の観客を目の前に”Lost Highway”を全曲再現するというもの。
メンバー皆、コンディションが良く演奏はGreat!の一言。
ジョンの声が良く出ているので、アルバムと遜色なく聴けます。
リッチーは、相変わらずジョンを食っちゃいそうなほど、歌が上手いです(苦笑)
個人的には、ティコのドラムが気に入りました。非常にタイトです♪
それにしても、大人なRockバンドになりましたね。
煌びやかな時代を知る、HR/HM畑の人間からすると離れていってしまいそうな気もしますが、
そこは楽曲の良さがフォロー。というより、正常進化の過程が今のBon Joviなのでしょう。
このDVDを観て、Bon Joviはいい歳の取り方をしているなと思いました。
つ〜か、カッコ良すぎだよ。反則ですな。