ハーレム【黒い天使たち】 (写真 / 吉田ルイ子 : 文 / 木島始)
古めかしくてかっこいい装丁に、
思わずジャケ買い。
撮影当時のハーレムが
写真に写っているのは当たり前だが、
この表紙の赤、子供の姿、
デザインも、時代をよく映していると思う。
ぷりぷり
普段はこんなタイトルつけないんですが、今、約20年ぶりに聴きながら、の実感です。
腹の底から楽しめるバンド。
そう、バンドという形態の音楽はアマチュアとかプロとかに関係なく、数限りなく存在する。
しかし、その形態に縛られるだけで、内容が薄いバンドが如何に多いことか。
形式を越えて突出して来る実力あるバンドが、如何に少ないことか。
それを、今、聴きながら実感している。
どんとの肉体は既にこの世になく、再結成などあり得ないのだが、自分がオジサン&オバサン
の世代となった今も、またライブで踊ってみたい。
同時に、かつて生ライブで踊ったその経験を、今は非常に光栄に思う。
こんな風に思えるバンドが今後も生まれることを願ってみたり…。
…と、このようにいろいろと考えてしまうくらい、面白かったです。
少なくとも、昔、LPで聴いてた時より、「音」として楽しめました。
「懐かしい」をはるかに超えた音の楽しみがありました。
ポンパラス
どんと率いるローザのベストアルバムです!ヴォーカルのどんとさんの放つパフォーマンスは日本のロック史に深く刻まれています。色あせない音楽がここにありますのでまだ聴いてないロック好きの方は必聴盤だと思います。15曲目の『おいなり少年コン』が特に凄い!ローザの勢いが最高潮に達している感がヒシヒシと伝わってきます。こんなに楽しそうにLIVEを行うバンドは現代ではホント少なくなりました。
陰謀の天皇金貨(ヒロヒト・コイン)
半日で一気に読み終わりました。コイン商という、日本ではあまり知られていない職業の男性がある陰謀に巻き込まれる冒頭から始まり、これでもかという位に日本史をぶった切る内容が暴かれていく…表紙に惹かれて購入しましたが期待を裏切らないショッキング度!