花嫁のパパ [DVD]
娘が帰ってくると聴かされてルンルン気分の父親ジョージに突然告げられた、娘の彼氏存在の事実、そしてまさかまさかの結婚。まさに青天の霹靂!!天国から地獄に突き落とされたかのような父親の心情をスティーブマーティンが熱演しています。父親経験のない人であっても彼の演技、言葉から父親の苦渋が痛いほど感じられます。やっぱりいくつになっても娘は娘。いつまでも娘にとって一番の男性でありたい父親の願いが伝わってきます。
険悪な雰囲気になりがちなジョージ一家と対極にある結婚コーディネーターのお気楽でぶったまげたキャラの存在がストーリーを決して重いものにはさせず、コメディーとして作品に好印象を与えています。
いちいち文句をつけずにはいられずヤケになってハラハラさせるジョージも次第に娘の本当の幸せを考えはじめてラストで一応のハッピーエンドにもっていくストーリー展開には観客を十分満足させることでしょう。
人物描写、人間関係、ストーリー展開、キャスト、どれをとってみても秀逸です。この温かく、面白い作品をぜひ鑑賞してもらいたいです。お薦めです。
花嫁とパパ DVD-BOX
沢山ドラマを見てきたつもりだけど、このドラマで時任三郎さんが演じている父親は一番「親バカ」だったと思います。だからこそ最後の披露宴のスピーチ&歌は感動的でした。時任三郎さんが歌う「君の帰る場所」はドラマの挿入歌として流れたときも良かったのですが最後の披露宴で歌ったときは最高に良かったです。聞きようによっては歌唱力もそんなにないし平凡な歌なのかもしれませんがこのドラマで使われてこそ魅力を発揮する曲だと思います。映画「ピーナッツ」でNO PLANが歌っていた主題歌と同じような感じを受けました。
キャストでは主演の石原さとみも良かったのですが、それよりも父親役の時任三郎さんはもっと良かったと思います。また二人の掛け合いのシーンなども良かったと思います。ショックなことがあった後の行動が同じだったところは面白かったです。時任さんが働く物流センターの所長役で出ていた浅野和之さん等も良かったですが、同じ物流センターの中園友乃はイマイチだったと思います。
今クールのなかでも結構面白いドラマだったと思います。見ていない人はDVDが出たら購入又はレンタルしてみることをお勧めします。
Father Of The Bride: Music From The Motion Picture
バックトゥザフューチャーなどの名曲の数々を生み出しているアランシルベストリの作曲です。日本版はSLCから出ていたけど廃盤。その後Volcanoから再発していましたが今も有るかな?とにかくファンは聞くべし!