恋する惑星 [DVD]
1つの映画の中に2つのストーリーが入っています。
前半は金城武演じる失恋した警官と謎の金髪美女の話。
後半はファーストフード店で働く女の子フェイとトニー・レオン演じる警官の話。
前半の物語もそれなりに良いのですが、後半の物語のインパクトがあまりに強くて、どうしてもこちらの方が印象に残ってしまいます。
この映画で初めてフェイ・ウォンを知ったのですが、その美しさと可愛らしさには思わず見とれてしまいました。
ベリーショートの髪型がとてもよく似合っていて、作中で演じている少し不思議な女の子感じがよく出ています。
そして所々に流れてくるママス&パパスの「夢のカリフォルニア」という音楽もとても素敵で、この物語の雰囲気作りに大きく貢献していると思います。
ストーリーそのものは、人の家に勝手に入り込んであれこれいじりまわすという現実的にはちょっとどうなんだ、という内容ですが、この映画の独特の雰囲気の中では別にそれが気にならないというのが不思議というか、さすがという感じですね。
ウォン・カーウァイ監督と出演者たちのセンスが光っている作品だと思います。
ソロ・ギターのしらべ 天上の映画音楽篇2(CD付き)
南澤さんのアレンジはリズムが軽快なので弾いていて気持ちいいです
彼の曲は、6弦をDにチューニングするのが多いので最初は面倒ですが、慣れればなんということもないです
この本は、なんといっても選曲がいい。フォークの名作から鉄板アニメまで、できればあなたもヒーローです
どこかで聴いたクラシック クラシック・ベスト101 PARTII
ディスク6は抜粋の曲が多すぎる。だいたい6枚で101曲は無理がある。抜粋をなくして80曲くらいに減らしたほうがいい。101曲にするなら、ディスクを増やしてほしいね。コストの問題もあるんだろうけど。エイベックスは、100曲で10枚組にして、フェードイン、フェードアウトは一切ないけど、演奏がいまいちな楽団ばかり。こうしてみると、広く浅く聴いてしまいがちになる。
天使の涙 [DVD]
映像から台詞、音楽、ストーリーまでセンスの塊で創られたような映画。
映像は都会の刹那的で猥雑で、カラフルな魅力で溢れ、台詞はどれも切なく笑えて心に引っ掛かる。
絶妙のタイミングで挿入される音楽は観終わった後に、音と伴に印象的なシーンを想い出させる。
展開の読めないちょっと切ないストーリーは、フィクションだけどなぜか実際の世界のようなリアリティがある。
監督が何を伝えたいのかというのはよく分からず、多分特にないのだと思う。多分自分がいいと思うものを感覚で撮ったら、こんな映画が出来てしまったのだろう。そんな気がする。天才やね。
そして、けっして綺麗とはいえないはずの香港というまちの当時の猥雑な雰囲気と魅力を存分に楽しめる。
この監督は台本どうりに撮らずにその場の考えや雰囲気から変えて撮っているらしいが、それがこんなにリアリティのない設定をリアリティあるものに換え、香港のまちの魅力をまざまざと魅せつけているんだろう。
登場する人物は孤独でちょっとなさけないのに、ちょっとした役の居酒屋の斉藤さんから金城武の親父まで、登場する役者がみんな人間味溢れたいい味を出していて魅力的である。
この二人は素人で、実際にこれらの店で働いている人らしいが、そこらの本物の役者よりもずっと魅力的だ。
この監督は役者の魅力を映像に引き出す才能が最もあるに違いないとしか考えられない。
ミシェール・リーは何をやっていても絵になっているし、金城武はとにかくいい。
最終的にとりあえず香港に行きたくなる映画。
そしてもし、ウォン・カーウァイ監督が日本を舞台にして映画を撮ってくれたら、どんな映画になるんだろうと思った。
パチスロ「快盗天使ツインエンジェル2」オリジナルサウンドトラック
スロ界に舞い降りたエンジェル達のサントラですが
出来がかなりよろしくて驚きました
まさかエンドレスヘブンが収録されているとは思わなかったのでその分も加点要素です
実機では聞こえにくいレッスン中の曲や
つい飛ばしてしまいがちのバトル演出の曲など
なかなか壮大な曲だったのは感心しました
もう満点通り越して120点とかつけたい気分ですが
ちょっと希望を書かせて頂きます
レッスン演出の発展時に「いっくよー♪」とか「もういっちょー♪」「しゃっきーん!」
ボーナス確定時に「ボーナス確定!!」
ボーナス終了時の「次回もまた見てくださいね☆」
とか声優さんの声が入ってれば失神してたかもしれません
もしツイン3が発表されたあかつきには是非とも期待したい要素ですね