朝ドラ~NHK連続テレビ小説テーマ集~
このCDが出る前に「ひらり」以降のテーマ集も発売されたが、曲がオリジナルでなかったり収録されない作品もあったり、といった前作と違い、今回はレコード音源使用の「ロマンス」を除く全作品の放送音源を使用した「(多分)完全」オリジナル仕様。
作曲陣も、タイアップばかりの最近の作品とは違い、大野雄二、坂田晃一、羽田健太郎、山本直純、三枝成章などの面々が「プロの仕事」を見せてくれる。
解説書も、写真こそないものの全作品の簡単なあらすじと主要キャスト、さらに時代設定や舞台となる地域、主人公の職業といった「朝ドラ」に絶対不可欠な要素も掲載。高島某のような御託を並べただけの自己満足文章との違いを実感(笑)
雪と氷の旋律
エンヤは安定感溢れるアーティストだ。前の6作も未だによく聴いている。今回クリスマスアルバムにするつもりが、どんどん構想が膨らんで冬をテーマとしたアルバムとなった。
エンヤのアルバムは色々用途に富んでいる。疲れている時のBGMや、店のBGMや、ヨガをやる時のBGMとしても最適らしい。
去年の11月発売以来今でも流す回数は多い。やはり仕事が終わって夕食後リラックスしたい時にまったく邪魔にならず静かな安らぎを与えてくれる至福の音楽だ。
異人たちとの夏 [DVD]
約20年前頃、当時私は中学生で、テレビで見たのが最初で、あまりに泣けた感動作だったので、ビデオに撮ってずっと大人になるまで繰り返し見ていました。子供心にも、風間杜夫がすきやき屋のところで涙ぐみながら両親に、「行かないで」「ありがとうございました」と言うシーンには、何度見てもグッと来て涙が出ました。本来、親子とか、恋人とか、友達とかって、こんな風にあったかく接していく存在なはずなのに、現代人は疲れていて、愛情を人に与えることを惜しむことが当たり前になっていますよね。悲しいことですけど。でも、自分だけでも大事な人はこんなふうに温かく接してあげたいと、昔からこの映画のおかげでずっと思っていました。人間関係に疲れた時に見たり、家族、恋人、友達に見せてあげたら、きっとその人の心は癒され和むこと間違いないと思いますよ。癒しに大変おすすめです。私はビデオもDVDも持っていますが、この度文庫本も購入したので、やっと名取裕子の最後の消え方の意味がすっきり分かりました。原田(風間)の心がケイ(名取)から離れていったから、ケイは原田を道連れにできず、消えていくしかなかったそうです。でも個人的には、ケイも原田を本当に好きだったのだろうなと思います。片岡鶴太郎、秋吉久美子、風間杜夫は最高の俳優だと実感した作品です。
「できる人」の極意!
齋藤孝メソッドの決定版と謳った、上達ノウハウのテーマに沿った内容が漏れなくまとめられている。「本の上手な探し方」を模索するテーマでは、インターネット書店も優れているが、書店で見ることで無駄な本を購入することがなくなったことや、個性的な書店による厳選した品揃えは言えば一つの教育機関と評価している。
こころの声を聴く―河合隼雄対話集 (新潮文庫)
そうそうたるメンバーとの対談集。それぞれの分野で極めた大先輩ばかりですが、人生や仕事に対する真剣さ・真摯さが伝わってきて、気合いが入ってきます。よし、やるぞ!という気持ちが湧いてきます。くよくよしそうになる時に読んでいます。気分爽快になります。