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「終わらない恋」をするための 恋愛のルール
恋が終わったとき
大きな×をつけられたような気になります。
その恋は確かに存在していたのに。
彼が自分を好きだったことは間違いないのに。
恋していた時間が長かった場合
バカを見たような気にさえなります。
著者は言います。
「あなたを振る男はおバカでしかない」と。
やり方は間違っていたかもしれない。
だけど
愛したことも愛されたこともまぎれもない真実。
ひたむきになることも、あきらめられないことも
そして終わらせられないことも
決してカッコ悪いことじゃない。
悲しいと思えたから
次は大切にしたいと思える。
もうだめかと思っても
大切にしたいならそのやり方さえわかれば
いつか終わらないしあわせをつかめる。
著者には作家になることを応援してくれている人がいたそうです。
だけど失恋。
そういうときって夢までもが壊された気がする。
でも、著者は言います。
「失恋があったから、作家になった」
それはどこにでもある失恋だったかもしれない。
だけど彼女は自殺をしたいと思ったくらい追い詰められた。
彼女を踏みとどまらせたものは……。
手に取ったら、161ページを読んでみてください。
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キスができない、恋をしたい (幻冬舎ルチル文庫)
侑の一人さみしいシーンから始まってこのストーリーの展開はいったいどこへ…。
そこから過去の出会いのシーンへと話は戻って…。
と、この手法ってあまり私は読めないかも。
その最初の憲之の印象と出会いの辺りから後の印象がなんか違って違和感。
憲之は最初堅物で寡黙な感じかと思いきや出会って侑に絡んだり、物申したり、まさにベッドではシニカルな皮肉好きで結構口の利き方も乱暴で面白い男だった。
その違和感で最期までいまいち憲之の人物像がつかめなかったんで、微妙…。
侑の一人葛藤や、憲之に影響され人としてまともになっていく様は結構面白くかわいかったのですが、いまいち憲之の甘さが最期までなく、悶えました。
ところどころ、遼一&春海も登場でそれには萌えです
最期の二人のショートも満足でした。
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恋がしたい 恋がしたい 恋がしたい DVD-BOX
テーマが陳腐だからといって面白さはまた別の話。素直に楽しめます。
カーペンターズのBGMがよく似合っていて肩の力を抜いて観ることができるドラマ。
菅野美穂さんのファンなら永遠に記憶に残るキャラですし、渡部さん、水野さん、織りなす青春群像は、ありきたりだけれど爽やかでいいですね。
こういう簡単で面白いドラマは難しいと思います。
あえて難しくしてしかも面白くないドラマが多いですからね。。。
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レインボウ・コネクション~アズ・タイム・ゴーズ・バイ
2004年にリリースされたアルバム。プロデュースは兄リチャード。ジャケットを見るとまどろみの中のカレン、何か考え事をしているような表情で横を見つめるリチャード。今までの愛に満ちたジャケットと比べて異質な印象を受けた。アルバム全体は悪くはないがこれまでのカーペンターズの殻から出ようとしているのかちょっと雰囲気に変化を感じる。自分としては選曲がどうのというのではなく、苦悩の中でつくられたアルバムかなと推測してしまう。これは聴き手によってさまざまでしょうが。とにかくいまはカレンがいなくなってしまって残念でもあり寂しいことでもあります。