ふたりのイエスタディ +9
成海璃子が出演しているオレオのCM。その「ふたりのイエスタデイ」にあまりに激似なCMソングを聴き、そういえば本家もしばらく聴いてなかったなと久々に引っ張り出して聴いてみましたが、その哀愁ポップぶりに「こんなに良かったっけ?」という印象です。
大ヒットの1や重厚なシンセとハネたリズムが気持ちいい3、幻想的な5となぜか和のテイストを感じる8のようなスローも素晴らしい!現在大人気のPerfumeのファンあたりに聴かせればわりとすんなり受け入れられるのでは?と思わせるポップと哀愁の絶妙なサジ加減がたまりません。
自分が所有しているのは残念ながら89年発売のボーナストラックなしのもの。ぜひともこのボートラ入りのCDを買い直そうと思います。
THE 80’S HITS DVD
録音レベルが全体に高めで、ノリノリで楽しむには良いの音だと思います。他社(2社)の国内正規版を他にも数枚持っていますが、映像の綺麗さも含めてワーナー製が一番だと(私は)思います。
内容は、言わずもがな懐かしいナンバーの連続!ストロベリーのファッションは今観てもかわいいです。MTVやベストヒットUSA世代の人なら、絶対楽しめます。お勧めです♪
ふたりのイエスタディ +9
85年発表の唯一の作品。ジルとローズの二人組によるグループが残したこの作品は、一発屋の忘れ去られた一枚となるべき作品なのかもしれないが、このアルバム収録の「ふたりのイエスタディ」はあまりにも素晴しく、未だに強烈な印象を残している人は多いのではないだろうか?ドギついファッションとは裏腹に可愛らしさを全面に出したアイドル・ポップ的なこの一曲は、あの時代のテクノなポップ曲の中でも指折りの一つであり、サウンドから溢れ出す甘酸っぱさが弾けている感じ。イントロのホルンの音だけでワクワクした思いがある。アルバム全体もそんな甘酸っぱさが漂っていて一気に聞ける作品に仕上がっていると思う。チープなはずの打ち込みサウンドもどこか素朴な感じがして、何となくブリキのおもちゃのような暖かみを感じさせる。ちなみにホーン・アレンジはZTTのアンドリュー・ポピー、ストリングス&木管のアレンジは何と!!デヴィッド・ベッドフォードである。デビューはエコー&ザ・バニー・メンのウィル・サージェント絡みだし、来日講演では元オレンジ・ジュースのポール・ハードらがサポートするなどネオ・アコ勢のサポートも多い。
80’s 12インチ・コレクション
アナログレコード全盛期の時代に12インチシングルが登場したとき
特に低音部分の迫力に驚いた感動を今でも覚えている。
LPサイズのジャケットということも魅力的なものであった。
ただ、12インチシングルは通常のシングルよりも当然のことながら
高価なものであったため、FMでのエアチェックやレンタルレコードで
テープに録音したものが今でも手元に残っているが、
12インチシングルの場合、通常のアルバムと比べるとCD化されている
ものが少ないなか、このようなオムニバスアルバムは大変魅力的だ。
12インチシングルの場合、原曲から著しくアレンジを変えていることが
あるが、このアルバムに収録されている曲の場合、そのようなことがない。
非常に魅力的なアルバムだ。