レコード・コレクターズ 2011年 07月号 [雑誌]
キャンディーズ特集(トータル52ページ)しか読んでいませんが、CDBOXのブックレットのような素晴らしい出来です。
解散後の商品や番組などについても触れられていて、今もファンであり続ける人にはたまらないバイブルです。とても情熱にあふれた記事で30年以上も前のことをよくもここまで記事にしてくれたと感激しました。ブックレット目当てにCDを買うより、こちらの方が断然おススメです!
タイムカプセルに携わった方がレア音源について詳しく解説してくれています。
個人的にはこの本はトレジャーの次に匹敵する感激でした!
CANDIES FOREVER [DVD]
あの熱かったころを思い出します。キャンディーズとリアルタイムに青春時代を過ごせて本当に良かったと思います。
もう、キャンディーズはいいかな?なんて思っていたのですが、やはり、キャンディーズ最後まで目が離せません。
CDのプレミアムなんていうボックスものも出ましたし、コマ-シャルを収めたDVD付きのタイムトリッパーなんてのもあります。みごろボックスでは、あのお茶の間のテレビのキャンディーズも見ることができます。そして、ついに今度は「トレジャー」というコンサート、TVヒットパレードを収めたまさにお宝のDVDまで!
でも、これで終わりではありません。このカーニヴァルの完全版、そして、すべてのアルバムのCD再発(もちろん紙ジャケ、ボーナストラック付きでね!)、また、テレビ出演時のキャンディーズのモアプレミアム版なんてのもいいのでは?
音楽会社の方々お願いしますよ!私も含めて、絶対買う人いっぱいいるから。
GOLDEN☆BEST キャンディーズ コンプリート・シングルコレクション
もともと発売が決まっていた、GOLDEN☆BESTシリーズの
キャンディーズの最新版。
デビューからラストまでの全シングルを網羅したもの。
ブックレットは未発表の写真を使用しての当時のジャケット
を再現したもの。これで2000円という価格は手ごろ。
たまたま、スーちゃんの逝去後の発売となり追悼盤となりましたが
この楽曲たちのなかで永遠に生き続けていると感じられる1枚です。
GOLDEN☆BEST/キャンディーズ
今日、NHKでキャンディーズの特集が再々放送された。何回見ても感動的であり、熱いものがこみ上げる。などとノスタルジックな気持ちになるよりも、「ああ、かわい過ぎるよね、ずば抜けてるよね、今でもここまでかわいい子はめったにいないよね」などと感心してしまう。そして、やっぱりキャンディーズだ!と思う。
ボックスも何回か出た、今回はかなり貴重なDVDも出た。後は、解散コンサートの完全版とオリジナルアルバムの紙ジャケによる再発である。先ずはオリジナルアルバムの再発か。
昔からロックやジャズなど洋楽好きでキャンディーズファンは多かった。そして、今はロックやジャズの紙ジャケの再発が盛んである。紙ジャケにすれば売れると言うくらいである。そして、ソニーさんは紙ジャケ作りの中でも一番の会社だと思っている。おまけに値段もいいのか?と言うくらい他社に比べると安い。
で、何とか、オリジナルアルバムを再発して欲しいのである。紙ジャケで。売れるよ、ソニーさん。
このアルバムにしても、ベストセラーじゃん。いい曲ばかりだしね。入門者も上級者もこのベストアルバムははずせない。で、この次が欲しい。オリジナルアルバムが。あのボックスセットの最高の音質で。紙ジャケで。ボーナストラックつきで。お願いしますよ!ソニーさん!
伝説から神話へ 日本武道館さよならコンサート・ライブ-完全オリジナル版- [DVD]
最近はポップなJ-POPを聴く機会が多く、そんなにこのDVDを見るわけではないが、今夜久々に見て
激しく感動したので、ちょっと衝動的にレビューを書いてみた。
山口百恵が活動したのは約8年にすぎないが、デビュー当初は声量も音程も音楽的声域も飛び抜けた
歌手ではなかった。しかし、彼女はもの凄い努力の末、このファイナルライブのときには、優に
3オクターブを超える声域と圧倒的な声量と揺るぎの無い音程で歌えるようになっていた。
私は「歌は人なり」という信念を持っているが、MCで見せる(聞かせる)彼女の極めて落ち着いた
優しく丁寧な話しぶりを聞くと、若干21歳ながら、このように素晴らしい歌唱が出来るのは
彼女の完成された大人の人格からして当然とも思えてしまう。
連続歌唱でも揺るがない音程と発声のメリハリ、一曲の中で歌詞の世界を見事に物語として昇華させる
歌い手としての技量など過去にも現在にも彼女に匹敵する歌手は、あの偉大な美空ひばりしかいないだろう。
収録曲の歌唱はどれも素晴らしいが、特に"曼珠沙華"での巧みな声の使い分けと低音域の音程の安定感、
男性歌手以上の高い呼気圧を利した声量と女の情念の艶やかな表現。
"秋桜"での母への想いを綴る緻密かつ感動的な歌唱には泣かされてしまう。
今の薄っぺらい何を歌っているのか、歌詞カードなしでは分からないJ-POPシンガーとは
到底比較にならぬ圧倒的な歌唱力と人間・山口百恵の魅力が凝縮された傑作盤である。