ハッピー・アニヴァーサリー、チャーリー・ブラウン&スヌーピー
これは10代半ば?頃、ジャズ好きの父のCDの山から勝手に拝借したのだか、了解を得てもらったのだか・・・忘れましたが。
当初、かわいい(ジャケットも)!楽しい!面白い(?)!と気に入ってしまったのです。
私が大学で県外に行く時にも持っていったし、なぜかずっと定期的に聴くCD。JAZZなんてなんにも知らずに好きになったのです。今良く見てみると確かに豪華なメンバー。とても楽しそうに演奏しています。伝わってくる。
今となってはなくなったら困るCDです。(30代になりました。)私が特に聞きたくなるのは冬の始まり。
たぶんCHRISTMAS TIME IS HEREをふと思い出すからかもしれないですが。
このCDを聴き出したころはノリノリの曲が大好きで、後半のしっとりはそんなに・・・だったのですが今は少し逆かな?
ちなみに私は特別スヌーピーのアニメは知りませんし、スヌーピーが特に大好きというわけでもありません。そちらも見てみたいですが。だからスヌーピーアニメが好きでもなくても、好きになった人がここにいます。そんな人にも。
とにかくなんにも知らずにジャケットが気に入ったことから始まり、今ではずっとそばにあるCD。(父はこれが自分のところから
なくなったことに気付いていないらしい。なのでもともとずっしり重めのJAZZが好きな父にはそんなに・・でどちらかというとフュージョン好きな私には合ったのでしょう。)
たまには楽しいのが聴きたい方におすすめ。
ところで、似たものがもう一枚あるけど、何が違うのかな?
Time Out
僕が最初にモダンジャズを意識して聴いたのがこのアルバムにあるテイク・ファイブではないかと思う。それは1960年代前半のことだと記憶する。その前にもディキシーランド・ジャズやスイング・ジャズさらにモダン・ジャズも耳にしていたと思うが、明確に「この曲はなんだろう」と意識し気にしつつ「これがモダン・ジャズなのか」と思ったのがこれだった。テイク・ファイブという曲名も割合早く知ったし、5/4拍子の変拍子ジャズだということも知った。おそらく姉に教えられたのだと思う。そういえばビートルズやローリングストーンズも姉からの入れ知恵で小学生ながらその存在を知った。確か背広のコマーシャルでこの曲が流れていたはずだ。50過ぎの世代には懐かしいテレビの一コマなのではないだろうか。その後ドリンク剤のCFでも使われたし、その意味では最もポピュラーなモダンジャズの名曲だといえる。ブルーベックが白人のピアニストの一番人気の座をずっと占めていたことを知ったのはもっと後からだが、ポール・デスモンドの美しい転がるような音色のアルト・サックスに当時魅了されたし、ジョー・モレロのドラムのリズムの正確さとスリル満点の即興性にも引かれた。いずれにしても最初の出会いは初恋のような甘酸っぱさがあり、いつ聴いても心がわくわくする。