プチ・ニコラ〈1〉集まれ、わんぱく! (偕成社文庫)
が、楽しく凝縮された、私の座右の(?)書です。
初めて読んだのは図書館だったので、忘れられず、時として、可愛くも鋭いニコラに、生徒監のブイヨン先生に、
お腹すかしのアルセストに、他の子供達に、むしょうに会いたくなるので、アマゾンで1巻から5巻まで一気に購入。
また再会したメンバーにご機嫌です。
フランスの、ある時期の、一般的な市民家庭の子供達の無邪気な日常でありながら、
普遍的な子供の姿を活写しています。サンペの絵が最高だし。
長じて小学校に勤めた私の個人的体験から、どこのクラスにもアニャンがいて
ニコラがいて・・・ゴシニの慧眼にびっくりしたことも大好きな理由です。
夏はニコラのバカンスを読むとニヤニヤ笑いが止まりません。
バカンスを、とること自体がストレスになっているフランス人気質に。
フランス語版のプティ・ニコラも初級フランス語で結構読める部分多いです。