キングダム ハーツ Re:コーデッド
システムについては他の方が述べられているので主に前DS作との比較を。
前DS作358/2Daysでのムービーシーン以外の画像の粗さを今回は静止画にしたことで綺麗です(賛否両論あるかと思いますが私はDSなら静止画が良いです)。
ムービーは相変わらず綺麗ですね。DSにしては多いです。
ストーリーに関してはいつものキングダムハーツだなといったところ。ソラという主人公の魅力が大きく、ロクサスのような葛藤は少ない反面いつでも明るく引っ張ってくれる…それもキングダムハーツの楽しさでしょう。
コマンドの合成が出来るのは気に入っています。これのおかげで序盤から強い技が使えるのは本当に嬉しい。また魔法の回数制限が無くなったことも良い点です。
バトルはDaysより快適・爽快になっていると思います。無印の感覚に近く、武器もDaysのようにややこしくないので、ストーリーも含めてPS2キングダムハーツを中身もそのまま移してきた感じ。
Daysでの「攻撃当たってるのにポカポカ音がするだけで爽快感がない」のは改善されていると思います。また別の話になりますがオリンポスでのバトルシステムは懐かしい感じがして気に入りました。
音楽やムービーの使い回しもファンなら逆に楽しめる程度のものです。懐かしさを感じる意味では良いのでは。
ただカメラワークが限定され動きにくいことは残念でした。設定を変えてもこれだけは慣れるまで辛い。
ですがカメラの分を引いても買って損はしないと思いますよ。持って歩ける無印は私としては最高です。
何より元気に走り回るソラを見ていると楽しいですしね。
長文失礼致しました。参考になれば幸いです。
キングダム ハーツ Re:コーデッド アルティマニア (SE-MOOK)
構成は
軽めのゲーム紹介とシステム解説
シナリオ・システムエリア攻略
装備品とアビリティ
エネミー攻略
アバターとか通信関係
シークレット20とディレクターインタビュー
巻末にはマトリックスボードとコマンド合成の樹形図が載ったポスター。
恒例の制作者インタビューもそれぞれの項目の最後に有り。
ただ設定画や、やりこみの提案などは殆ど無い。
設定画が最後に2ページほどあるだけなので設定資料やイラストギャラリーには期待しないほうが吉。
物語の解説などもあっさりしてます。
シークレット20も普通にプレイしていて気付くものばかり。
読み物としてはちょっと物足りないかも。
アルティマニアということでゲームの設定資料や開発裏話などクリア後に楽しむものを期待していたのですが
今回はそれらがかなり少なくなってしまっていてちょっと残念に思いました。
けれど読みやすくわかりやすく、攻略情報はきっちり網羅されています。
純粋に攻略本としての役割を求める方にお勧めです。