SWING GIRLS オリジナル・サウンドトラック
映画館で大いに笑って、大いにノッて、勢いでサントラを購入してしまった。
CDで改めて演奏を聞くと、おや?と思う部分は多々あるが、
これを聞いて上手い下手を語るのは無粋というもの。
ガールズのイベントライブも見たが、四ヶ月の「特訓」の成果を披露する彼女達の瑞々しく、
はつらつとしたエネルギーは、ジャズに限らず音楽の楽しさを改めて教えてくれる。
実際これをきっかけに楽器を始める人も多いだろう。
だがしかし、ひとつ欠点を言えば、ミッキー吉野さんはじめプロの手が入っているとは言え、
メインはあくまで素人高校生の演奏。
しかも32分ちょいの収録時間ときたら、少々割高な気もする。
値段のバランスが良ければ、イメージとして完璧だった。
映画を観て、パンフ買って、サントラ買って、もう一回観に行って。
関連本も結構あるし、DVDも出たら買う。
お札が次々飛んでいく。号泣してもいいですか。
のだめカンタービレ 最終楽章 後編 スペシャル・エディション [DVD]
前編とは打って変わって、しっとりと何処か物悲しげなベートーヴェン:交響曲第7番ピアノ独奏で始まります。
のだめも笑顔。千秋も笑顔。でも何かがこれから起ころうとしている。
まるで観ている側が焦燥感に駆り立てられるような、今までの「のだめ」には見られなかったプロローグの幕開けです。
上野樹里演じる「のだめ」が可愛らしいことは充分分かり切っていましたが、この後編はとにかくこの上なくのだめが可愛い。
のだめってこんなに可愛かったっけ?と思うほど、限りなく「女の子」ののだめを感じました。
運命の曲をのだめ以外のピアニストと共演することになってしまった千秋。悔しくてやるせない、のだめの想い。
そんなのだめの気持ちを充分に汲み取りながら、散々悩んだ上出し惜しみせず、今できる精一杯の演奏をした千秋。
ここから徐々に、二人の心がすれ違っていきます。
この一連の二人の表情、次第に移り変わって行く心情描写が素晴らしい。とてもとても引き込まれる。
二人旅の終わりから、千秋&Rui共演→のだめプロポーズ→のだめコンチェルトデビューまでの流れが、
かなり駆け足気味だったことが非常に残念でならないが(個人的には、この点が本当に残念でした。あと30分尺が長ければ…)、
千秋の思いとはうらはらに、どんどん駆け上がって行くのだめの姿がとても凛々しく、頼もしい。
そんな意味でも、ショパン:ピアノ協奏曲には心を鷲掴みされました。
特に第3楽章が素晴らしい!飛んで跳ねて自由奔放な、色彩感溢れる音の粒。
緊迫感を出すために、敢えてリハなしでぶっつけ本番に挑んだ、上野樹里渾身の演技。
あまりの凛々しさに鳥肌が立ちました。見事です!
そして千秋とのだめの愛情溢れる二台ピアノから、フィナーレへと繋がって行く訳です。
連ドラ第1話での躍動感溢れるアップテンポな二台ピアノとはまた違った、成長した二人の成熟した二台ピアノ。
一音一音が優しく丁寧に紡がれ、とても温かい。そして何より、千秋ののだめを見る愛しげな眼差しが…最高です!!
「もう離さない」とばかりに、のだめをきつく抱きしめる千秋の幸せそうな顔。
観ているこちらも、幸せいっぱいな気持ちに包まれました。後編で最も好きなシーンです。
原作が賛否両論な終わり方をしたので、正直一体どういう結末にしたんだろうかと、非常に心配をしていました。
でも流石のだめチーム。期待を裏切ることはありませんでした。
赤いドレスを身に纏ったのだめと、のだめをエスコートしながらステージに出て来た千秋に涙が溢れました。
原作では見ることが叶わなかった、何よりも見たかったシーンでした。
二人はこれからも、音楽家としても私生活のパートナーとしても、
互いに刺激しあって高みに上って行くことが容易に想像出来る、幸せなエンディング。
まさに音楽が鳴り響いていく、幸福なエピローグでした。
最後のアレは…びっくりしましたが、ファンサービスだと思って楽しませて頂きました(笑)
足かけ4年…とうとう「のだめ」が終わってしまい、寂しい気持ちでいっぱいです。
長い人生の中で、心から感動し、共感して笑って泣いて、胸が高鳴るような作品に出合えることは、そう多くはないことだと思う。
そしてそんな作品に出合えることは、とても幸せなことだと思う。
自分にとって「のだめカンタービレ」は、そんな作品でした。
原作を大事にし、且つファンを大事にして、体当たりで良い作品を作り上げてくれた実写のだめチームに、
心からありがとうと伝えたいです。
この作品に出合えて、本当に良かった。実写のだめチームに万歳!!
のだめカンタービレ DVD-BOX (6枚組)
現在の商品には付属しない、初 回特典ディスクはぜひ多くの方に観てもらいたい内容です。
収録時間「本編540分+特典135分」となり、ボリュームもしっかりあります。
1「のだめと個性的な仲間たち (約11分半)」
主要キャラ12名の紹介、その役者さんのインタビュー、撮影の裏側といったもの。
2「上野樹里・玉木宏スペシャルインタビュー (約36分半)」
上野さん(約22分)・玉木さん(約14分半)への、
おそらくドラマ撮影終了後の DVD用の撮り下ろしインタビュー。
3「出演者お気に入りの曲 (約16分半)」
出演者インタビューと、ドラマでの曲のシーンを7曲収録。
4「のだめカンタービレができるまで (約40分半)」
制作発表、スーパースロー撮影の裏側、出演者インタビュー、
出演者演奏練習の裏側、クランクアップのコメント、NGシーンなど。
原作のような白目をするのは玉木さんからのアイディアだったとわかったり
竹中さんのNGシーンはどれも爆笑します。
5「のだめクラシックの世界 (約28分半)」
5a のだめコンサートの様子 (約14分半)
2006/12/22公演のダイジェスト。上野さん・玉木さんらも少し登場。
5b チェコ組曲 (約5分半)
ヴィエラ指揮コンサート素材
5c ベートーヴェン 交響曲第7番 (約8分半)
最終回の演奏シーンをセリフやモノローグをカットし 映像と音楽だけにしたもの。
これだけ充実している特典ディスクを見ることができる人が限られるのは非常に残念。
ストラップ・てぬぐい・ブックレットも とは言いませんが、
劇場版公開の際には 特典ディスク付きDVDBOX再発 またはBlu-ray版発売を切に願う。
H (エイチ) 2010年 01月号 [雑誌]
きちんと本屋で中身を確認してから
購入しました⊂( ^ω^)⊃
Hはいつも買おうか迷います。
表紙は嵐でも実際中を見ると、
あんまり嵐のページがなかったりするのでww
今回のHは嵐ページも多く、
しかも素っぽい嵐が見れるので
満足です(*^_^*)
スウィングガールズ ファースト&ラスト コンサート [DVD]
映画を観て、彼女たちの演奏をもっと聞きたくなりこのDVDをレンタルで繰り返し観て、どうしても欲しくなり購入したが、久々に買って良かったと思えた。
映画のサントラを実際にプロのジャズメン達が演奏するシーンからコンサートが始まり、SG達の登場。レパートリーも増え、演奏技術も格段に進歩している。
映画出演時の姿そのままに、次々とジャズのスタンダードナンバーを演奏する姿には、感動を禁じえない。
実にリラックスし、リズムに乗りながら楽しげに演奏している。
SGひとりひとりの自己紹介から始まる音楽への取り組み、映画の感想など、この映画のファンには満足できる構成になっている。
最後に、出演者全員によるグランドフィナーレは正に圧巻。
このステージ監督は、ファンサービス、出演者を満足させる術を実によく知っている。音質・アングル共に良し。
映画を観ていない方にもお勧め。レンタルで見た方は、DVDを購入したくなると思う。